牛をかぶったカメラマン: キ-アトン兄弟の物語

  • 光村教育図書
4.12
  • (8)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895728041

作品紹介・あらすじ

せまくて、暑くて、変なにおい。けれども、最高の「かくれみの」!?ユニークな方法で鳥に近づき、写真を撮ることに成功したキーアトン兄弟その冒険の日々を描いたノンフィクション絵本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実在のカメラマン兄弟の話。鳥などの自然の姿を撮るために、様々な工夫をした様子が描かれている。

  • カメラをかまえて鳥に近づく。気づかれないように牛のかわをかぶって・・・。とうとう国中の鳥の写真をとっちゃった。ノンフィクション。(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より)

    カメラをかまえて鳥に近づく。気づかれないように牛のかわをかぶって・・。とうとう国中の鳥の写真をとっちゃった!!

    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より)

    ナンセンス絵本かと思ったら!フィクション!
    いろんなものに擬態して、じっくりと自然界の鳥の自然な姿の写真を撮る。
    「ダーウィンが来た」を見たりして、最近はこういう撮影方法をドキュメンタリーで見たりもする。
    また、カメラは遠隔で撮影できる時代だし、シャッター音もしない。今はもっと楽にいくらでも自然動物の姿は撮れるはず。
    いやでも、この兄弟の絆は真似できないよ。情熱も。
    二人の少年時代はキラキラしているし、お兄さんはとっても理解のある弟にとってなくてはならない存在。
    その二人がいとおしいし、そんな二人を尊敬する。
    いい人生だ。
    あとがきの、チェリーとリチャードのその後についてのエピソードも面白かった。

    二人についてネットで調べてみたけれどこの兄弟についてはこの絵本でしか情報が出てこない。あまり有名な人ではなかったのかな。でもいい人生だな。

  • 好きなことをやり続けること。

  • 鳥を邪魔せず写真をとることに熱意を向けた兄弟の姿に感動します。

  • 28年度(5-1)
    13分

  • ★★★★★
    鳥の恩人です^^
    この兄弟がさまざまな工夫を凝らして鳥の巣や卵などの写真を写し出版したことで、人々は鳥を遠くから見守ることを覚えました。
    「大好き」が世界を変えた実話です。
    (まっきー)

  • 表紙の絵を見てナンセンス絵本かと思って借りましたが、実話でした。
    世の中のすごいことって、普通の毎日の生活からは生まれにくい。
    「社会のため」とか「○○のため」と、他に理由を置いてやっていくのも、環境や条件が変わると弱い。
    寝る時間を削って、ワクワクする大好きなことをやり続けた結果、こうなりましたというのが良かった。
    ちょっと変わってると言われたけど、彼らのとった写真と、その影響はいかに。
    私も生きてる間は冒険を続けたいなと思いました。
    そんなことを息子に話しました。

  • 『牛をかぶったカメラマン』
    これ、実話なんです。

    いかに動物に警戒されないで、自然のままの動物写真が撮れるか。

    情熱って、すごい。
    でも、シンプル。

    馬鹿馬鹿しいことかもしれないけれど、
    テクニックや、動物たちにとけ込むココロがある。

    自然界にとけ込まないと、動物の生態も分からない。
    これって大事なこと。

    (相手のことを考えた行動の実践術 END)

  • 本当に牛やら羊やらにコスプレ?!し、高い木に登って、川につかって、動物たちに近づき、望遠のなかった時代に撮影をする彼らの写真が巻末にあり!
    その一見、風変わりな撮影方法や重い荷物をひきずって、何マイルも歩いて撮影する姿に驚くけれど「好きなことをしてるだけ」とリチャードとチェリーのキーアトン兄弟。

    秘境へ繰り出す動物写真家や、何ヶ月もかけた密着ドキュメントの撮影秘話とか、舞台裏大好きな私が興奮した実話絵本。
    好きなものを追いかける情熱と、愛情を教えてくれる一冊だ。

    単焦点の望遠レンズじゃ不便だとか、動物園へいったのに見えなかったとか、言い訳している自分を恵まれた環境で何いってるって省みちゃう。キーアトン兄弟のを見習えと。デジカメでとりあえず連写できる有り難みもヒシヒシと感じるよ。

  • 5年3組 2010/11/9

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

レベッカ・ボンド アメリカ・バーモント州の北西部に生まれる。現在はマサチューセッツ州のボストンに家族と暮らす。この絵本では、子守歌みたいにうとうと眠くなるような詩を書いた。『森のおくから むかしカナダであったほんとうのはなし』(ゴブリン書房)、『牛をかぶったカメラマン キーアトン兄弟の物語』(光村教育図書)、『ゆきがふったら』(偕成社)など多くの作品を書いている。その中には、子どもに初めての絵本を手渡すアメリカの「フライング・スタート」活動のリストに選ばれた作品もある。

「2022年 『ここが わたしの ねるところ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レベッカ・ボンドの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
アーサー・ビナー...
加藤 休ミ
ポール・フライシ...
ユリ シュルヴィ...
マージェリー カ...
はた こうしろう
フローレンス ス...
ユリー・シュルヴ...
なかがわ りえこ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×