- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894517639
感想・レビュー・書評
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プレップトークとは、自分や他人に肯定語(ポジティブ感情な感情を引き出す言語トリガー)を使って、目標を達成する一つの技法です。
理論ベースは、心理学ですが、
欧米、特にスポーツ界では、わりとメジャーな、
モチベーションを上げる方法として、知られています。
ここで、難しいのは、
プレップトークを、日本語にすると、
どこか、恥ずかしい感じや、照れくささ、
もっと言うと、胡散臭さを感じてしまうのは、
私だけではないはずです。
日本のスポーツ界でも、
かなり浸透してきていますが、
日常生活で使えるかというと、
かなり難しいかなと思います。
英語と日本語は、かなり違う言語体系なので、
特に文章ロジックは、翻訳本を見てわかる通り、
英語の方が、相手を説得する上でも、非常に論理的です。
ディベートの三角ロジックを知っている方なら、
すんなりとプレップトークを受けれられると思いますが、
ディベートのロジックを普段の生活で全く使わない日本人では、
かなり難しいかなと思います。
自分は、プレップトークには非常に肯定的な見方をしています。
特に自分へ語りかける肯定語は、是非とも多くの人が身に着ける習慣だと思います。
それだけ、今、社会が否定語であふれているということです。
できない、わからない、しらない、無理、関係ない
など、日本社会は、何かを挑戦する上で、ますます、難しくなっています。
それは、社会システムが成熟しているというより、危機的だからです。
こういった状況では、如何に、何もしないで、やったふりすることや、
他人の間違いを如何に指摘して、陥れるかなど、
日本社会は、どんどん活力を失っていき、否定語やネガティブ語が溢れる社会となってます。
また、簡単に稼げる、すぐに身に付くなど、
安易なノウハウが社会に流通しています。
こういう時代において、自分に自信を持つことは非常に難しいと思います。
若い方なら、夢や目標を持つことがどんどん難しくなっています。
そういった中で、如何に自分に対して、肯定的な言葉をかけたり、
自信を持って生きることは、非常に大事なことです。
この本は、この前提では、語られてはいませんが、
肯定語を語りかける習慣は良いという意味で、この本をおススメします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
337拍子のリズムは日本人の魂のリズム。
良いですね〜
自分自身のテンションをあげる337ペップを毎日言っていきます! -
義務教育の
1時限は、
毎日、
この本にしたら、
日本は変わる。
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WBCでの大谷選手の決勝前のスピーチからペップトークという言葉を知りこの本に出会った。
スポーツの試合前が起源かもしれないが、いろんな場面で使えそうなパターンに思えた。 -
話し方の基礎スキルとして読んでおく
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1つの型作ったですね
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上に立つ人間ほど、高度なコミュニケーション能力が求められる。引力のある人物と話す機会を通して、早くにこの事実に気づけたことは、とても幸運だったと思う。
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PEP TALK がどんなものなのか、
どんなワードチョイスで伝えればいいのか、
マインド面と実践的な内容を知ることができた◎
あとは実践あるのみ -
使いにくい例や気をつけて言葉選びをしないと違和感のあるような印象は否めないが、言葉の構成の仕方としてかなり参考になった。
『脳は肯定形と否定形を区別できない』というのは元々知ってはいたが、画像検索と似たことが脳内で起こるという例えが非常にわかりやすい。
単語で検索する、その単語をどう捉えているかは自分の辞書次第で良くも悪くもなるのだろうと思う。
してほしいことは「結果より行動」を伝えるという点も例示があるので納得。普段から意識したいことがたくさんあった。