- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894447639
感想・レビュー・書評
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素敵なんですよ。何気ない風景がとっても素敵。
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独特の乾いた、どこかおもちゃっぽい、なのにほのかに熱量のある感じ。高橋ヨーコさんの写真はやっぱり目を惹きます。
ホテルの部屋というのは、旅のさなかにありながら日常と同じ「眠り」を繰り返す場所。つまり、つかのまの家。この本のページをめくっていると、宙ぶらりんな位置にある、ホテルの部屋というものの不安定なやすらぎの感じがふっと体によみがえってくる。写真の力って、凄いなと思う。
それとは別に、部屋の雰囲気づくりのお手本にも使えそうなところも素敵。 -
もらった。ほっこり。
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旅に欠かせないもの。
ホテル、その日の寝床である。
そして、ホテルというのはちゃんとしたホテルじゃない場合もある。
移動中の列車の中だったり、飛行機が予定通り飛ばないときの空港だったり。
夜が明けたときの朝日が昇る写真は、世界中どこに行っても同じ太陽がやってくる安堵感を感じる。
世界中どこに行っても、ヨーコさんの世界なんだなあ、と感じる写真集です。 -
本自体は一見簡易な作りっぽいが、ページもめくりやすく紙質も印刷もいい。そして何より写真がいい。何度見ても飽きない。じーっと写真の中に入り込める感じ。更にはラストのキャプションのような文章も効いている。彼女のこういういい意味で力の入ってない感じが好きだ。写真集にキャプションや一言はやはり重要かも。ものづくりにおいて手を抜いて許されることなんて1つもないなと。