危機と劇場

著者 :
  • 晩成書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893804549

作品紹介・あらすじ

第一章 ユートピアとしての劇場
心の復興のためのヴィジョン
コミュニティを支える文化プログラム
アートNPO元年
劇場法で何が変わるか

第二章 劇の始原へ 東日本大震災のあとで
劇の力が生まれる場所
続・劇の力が生まれる場所
わざおぎから、はじまる
精神の避難所
震災後の『ゴドーを待ちながら』
始まりの場所で聴いたセリフ
『道成寺』の臨界
みちのくに演劇の花を
劇にとって痛覚とはなにか
忘却に抗するということ

第三章 記憶の劇場
演劇は残らないのか
言葉を聴くということ
死者の演劇
震災は演劇を変えるか

第四章 リアリティの震災後 演劇時評2012年6月〜2014年5月
リアリティの深度
幽霊の身体
劇にとって歴史とは何か
過去はいつも新しい
古典のラディカリズム
破局は言葉を生き返らせる
まだ戦争に間に合いますか
ブルーシートの空

著者プロフィール

1960年東京生まれ。83年早稲田大学政治経済学部政治学科卒後、日本経済新聞社入社。84年から文化部で舞台芸術を中心に美術、音楽などを幅広く取材、2004年から編集委員。著書に『あの日突然、遺族になった 阪神大震災の十年』(白水社)、『風の天主堂』(日本経済新聞社)、『現代演劇の地図』『危機と劇場』(いずれも晩成書房)、編著書に『日本の演劇人 野田秀樹』(白水社)。

「2018年 『風の演劇 評伝別役実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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