アインシュタイン: 時をかけるネズミの大冒険

  • ブロンズ新社
4.20
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本棚登録 : 284
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096883

作品紹介・あらすじ

ネズミの冒険シリーズ第4弾!今度のネズミは、時空を超える!?舞台は1985年、スイスの首都ベルン。待ちに待った世界最大のチーズフェアを訪れたネズミ。しかし、会場はもぬけの殻、チーズのかけらもない。「チーズフェアは?」「昨日だよ」一日間違えたネズミはあきらめきれず、なんとか時間をさかのぼる方法をかんがえはじめる…。

感想・レビュー・書評

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  • 〝待ちに待った世界最大のチーズフェアの開催日に、スイスの首都ベルンを訪れたネズミ君。しかし、会場はもぬけの殻、チーズの欠片もない。「チーズフエアは?」「昨日だよ、来るのが1日遅かったな!」...日にちを間違えたネズミ君は、諦めきれず、なんとか時間を遡れないか、その方法を考え始める…〟チーズをたらふく食べる夢の実現のため、時間旅行を成し遂げ、若き日のアインシュタインとの出会いを果たす “時を駆けるネズミ” の冒険を描いた絢爛豪華な絵本。

  • 読み終わっても、またページをめくって、何度も見直した。
    絵がとても好きな画風で、ねずみがとてもかわいらしい。
    2箇所ほど好きな絵があり、図書館で借りたのだが、買って手元に置いておきたいと思った。

    ただ、相対性理論は前も勉強したことがあるが、難しくて理解できなかった。
    絵本としては、素晴らしい!

  • ネズミの冒険シリーズ!
    先日読んだ「アームストロング」がすごく良かったので、次はコチラを手に取りました。

    今回もネズミが壮大な冒険をします。
    「アインシュタインとネズミがどう関わってくるのか…?」
    ワクワクが止まりません♪
    やっぱり良いなぁ。想像力ってすごいなぁって改めて思いました。
    著者のつくりだす世界観も、美しくて緻密なイラストも本当に素敵!

  • 「ネズミの大冒険」シリーズ3冊目。(出版としては4作目とのこと)

    「相対性理論」なんていう難しい言葉も、こんなかわいらしいネズミのおかげで楽しく思えます。
    あくまでも「思える」だけで、やっぱり私にはよくわかりませんが…

    飛行機もロケットも現実に存在しているけれどタイムマシンはさすがにまだ。いつかできるのでしょうか。

    高学年以上におすすめ。

  • とても絵がステキで、ワクワクしながら読みました。
    相対性理論はよくわからないけれど、ネズミと一緒に大冒険できました。
    他の作品も読んでみたいです。


    想像力は知識より大切だ。
    なぜなら、知識には限界があるからだ。
    アルベルト・アインシュタイン

    私は想像力も知識も、どちらも大切だと思います。
    凡人だからかな。

  • やっぱり小ネズミは可愛い

  • 小ネズミが主人公。小ネズミがチーズフェスタの日を間違えてしまったことから、時計、時間について考えながら冒険してなんとアインシュタインに出会う。

  • ネズミの大冒険シリーズ、読んだのはア―ムストロングに続いて2冊目ですがこのアインシュタインはシリーズ4冊目の作品なのでした。作者のト―ベン・ク―ルマン訳者の金原瑞人 とても素晴らしい作品になっています。あとのシリーズも早く読みたい。特に絵本だからこそお勧めしたい作品です。

  • まず、絵が素晴らしい。アルプスの電車、町並み、ベルンの事務所、ネズミの時計職人の部屋…。
    絵を眺めるだけでも喜びが感じられる。電子版もあるのかもしれないが、かなり大判の本だからこその迫力だと思う。ぜひ紙で読んでほしい。文字量は絵本としては多いが、読み物と考えればたいしたことはない。難しくもない。

    物語は、こういうタイムトラベルものに慣れている大人だと、蓋が歪んだ懐中時計が出た段階でもう筋が読めてしまうのだが、子どもには楽しいだろう。
    猫のクロノスは別の時空に飛ばされたという読みは外れたが…。
    ネズミに特殊な能力が宿ってタイムマシンをつくるのはお約束としても、その前から字は読めたんだよね。だってUhrmacher(ドイツ語で時計店、直訳すると時間を作る人)の看板を見て、あそこならわかるかも、と思ったんだから。
    もうひとつの疑問は現在時点がいつかってこと。というのも、パソコン本体が分厚く、フロッピーディスク読み取り式。1990年くらい?それにしてもネズミの時計職人の祖父が時計屋に住み始めたのが1905年だとすると、ネズミがたった三代なのは不自然じゃないかな?

    この本を読めば簡単に相対性理論が理解できるかもと下心を持って読んだが、物語そのものでは相対性理論の内容には触れていない。(ネズミが若きアインシュタインに相対性理論のヒントを与えたというところがクライマックス)
    巻末に相対性理論の説明があったが、よくわからなかったので、この件は別の本を読むことにしよう。

    余談だが、時計屋の中に住んでるネズミの時計職人が宮崎駿ぽかった。

  • このシリーズ大好きです

    内容は少々難しいけど、ワクワクは相変わらずで楽しい
    チーズフェアのためににタイムマシンを作り
    ときを戻したら、戻りすぎてアインシュタインにあってしまうとは!
    クイズの駆け引きところも良かった。
    絵が好き

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著者プロフィール

イラストレーター、絵本作家。1982年、ドイツ生まれ。
幼少期から絵を描くことが好きで、面白いものを発明したり、機械や蒸気機関車、飛行についてのさまざまな歴史に夢中になって過ごす。ハンブルグ応用科学大学で、イラストレーションとコミュニケーション・デザインを学び、卒業制作として描いた『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』で絵本デビュー。27言語に翻訳されて、世界の注目を集め、各国で多数の賞を獲得した。日本では第8回MOE絵本屋さん大賞第3位入賞。ほかの絵本に『Moletown』がある。

「2017年 『アームストロング 宙飛ぶネズミの大冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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