まほうのハッピーハロウィン

著者 :
  • ブロンズ新社
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本棚登録 : 196
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893096760

作品紹介・あらすじ

素敵なまほうにかかったら、いつもとちがう自分になれる!子ども会のハロウィンまつりへむけて、みのりは仮装パレードの衣装になやんでいます。思いついたのは、あの秋のおいしい食べもの!当日、みのりは自分でつくった衣装をまとい、向かいに住むいとことパレードに参加しますが、はずかしがりやのあきとは「トリックオアトリート!」と叫ぶことができません。そこでみのりは…。暮れゆく幻想的な街を進むパレードが、いつもの自分にまほうをかけて、一歩をふみだす勇気をくれる…ふしぎでたのしいハッピーハロウィン!

感想・レビュー・書評

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  • そうか、お菓子がもらえるから、さぞ楽しいんだろうなと思っていたら、他人のドアを叩く勇気を必要とする子もいるんだな。

    私が子供の頃は、ハロウィン自体無かったのですが、こうしたイベントは、主人公の「みのり」みたいに、自分で考えて、衣装を作ったりする楽しさもあるけれど、普段見る事の出来ない、新たな自分を見出せる楽しさもあることが、よく分かりました。

    みのりのいとこ、「あきと」は、こどもかいのハロウィンまつりに参加するのが初めてで、不安でいっぱいの中、みのりが手をつないでついててあげるものの、なかなか、声を出すことが出来ない。

    しかし、彼本来のやさしい性格と、とっておきの魔法の力が加わることで・・・だって、今夜は魔法の夜だから。特別な夜は特別だからこそ、普段なれない、特別な自分になりきって、思いっきり楽しもう!!

    思わぬ形で登場する、みのりの飼い猫の「しろ」や、ぬいぐるみたちも、その気持ちを後押ししてくれるし、岡田千晶さんの美しく楽しい絵が(よくよく見るとコウモリやお化けも)、幻想的に魔法の夜を彩り、ハロウィンの前にこれを読めば、気分も盛り上がること間違いありません。

  • 絵がとても美しく、優しくあたたかみのあるストーリーと合っている。ハロウィンの衣装選び、トリックアンドトリート、初めてのドキドキ感、勇気、子供の頃の楽しさが詰まった素敵な内容です。

  • 6歳6か月の娘へ。

  • たくさん読んだハロウィン本のなかで一番かも。絵が可愛くて、ストーリーも温かい。引っ込み思案な子供に響きそう。良作!

  • 2年生に読み聞かせ。
    ハロウィンの夜、こどもたちみんなでお菓子をもらいにまわるお話。
    優しくてほっこりする、いいお話の定番といった感じ。ハロウィン直前に図書館に行ったからもう絵本は借りられているかと思ったけど、これが残っていてよかった。

  • 主人公のみのりちゃんのハロウィン仕様の部屋がすごく可愛い。ついてきたねこのしろとうさぎとりすのぬいぐるみ達も仮装していてキュンキュン

  • 子供の表情がとても良く描かれています。動物も愛らしい。

    ハロウィンに何をするか、知らない子への導入に最適です。

  • よかった

  • 娘が何度も読み聞かせをせがんだほん。
    初めて町内のハロウィンパレードを経験する従弟をサポートしてあげ、成長をみんなで見守る、ほんわか心温まる本。柔らかなタッチの絵でやさしく癒される。

  • 子供たちの無邪気な様子、あっくんの勇気とそれを心から喜べる姿に感動の一冊

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著者プロフィール

石津ちひろ 1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。絵本に絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしな おかし』(以上、福音館書店)、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)、翻訳絵本に「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)、詩集に『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)など。東京都在住。

「2019年 『くだものだもの おやおや、おやさい おかしなおかしセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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