イクバル: 命をかけて闘った少年の夢

  • 西村書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139866

作品紹介・あらすじ

「児童労働」を知っていますか。
過酷な現実に立ち向かい自由を手に入れた勇敢な少年、イクバルを描いた伝記絵本。
パキスタンの小村に生まれたイクバル・マシーは、わずか4歳のときに、
たった12ドルの借金の肩代わりにじゅうたん工場で働かされることになってしまいます。
そこには、イクバルと同じような境遇の子どもたちがたくさんいて、
毎日12時間もの労働を強いられていたのでした……。

本書は、どんなにひどい扱いを受けても、
夢をあきらめずに現実と戦い、自由を手に入れた勇敢な少年の短い一生と、
彼が世界の子どもたちに与えた影響を紹介する絵本です。





イラストを描いたのは、イタリアの人気作家であり世界的にも高い評価を受けているビンバ・ランドマン。
『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』(小社刊)は、
第6回日本絵本賞翻訳絵本賞し、「よい絵本」にも長年選出されるなどロングセラーとなっています。
本書は、根強いファンが日本でも多いランドマンの最新作。

感想・レビュー・書評

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  • う~ん、、、短い一生、、、

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    「児童労働」を知っていますか。
    過酷な現実に立ち向かい自由を手に入れた勇敢な少年、イクバルを描いた伝記絵本。

    パキスタンの小村に生まれたイクバル・マシーは、わずか4歳のときに、たった12ドルの借金の肩代わりにじゅうたん工場で働かされることになってしまいます。
    そこには、イクバルと同じような境遇の子どもたちがたくさんいて、毎日12時間もの労働を強いられていたのでした……。
    本書は、どんなにひどい扱いを受けても、夢をあきらめずに現実と戦い、自由を手に入れた勇敢な少年の短い一生と、彼が世界の子どもたちに与えた影響を紹介する絵本です。

    イラストを描いたのは、イタリアの人気作家であり世界的にも高い評価を受けているビンバ・ランドマン。
    『ジョットという名の少年 羊がかなえてくれた夢』(小社刊)は、第6回日本絵本賞翻訳絵本賞し、「よい絵本」にも長年選出されているなどロングセラーとなっています。
    本書は、根強いファンが日本でも多いランドマンの最新作です。
    http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/9371

  • 四歳で絨毯工場に売られ、1日12時間働かされていたイクバルの伝記です。
    彼は9歳のときに工場から逃げ出し、訴え、工場から解放されたあと、弁護士目指して勉強していました。
    けれども12歳の時、銃で打たれて即死したのだそうです。

    でもそれをきっかけに、児童労働に反対する運動は盛んになり、いまではイクバルは児童労働反対のシンボルのように、語られるようになりました。
    彼を守れなかったのは、痛恨の極みです。
    学校には買って、ぜひ、子どもたちに読んで解説してください。

    2018/06/14 更新

  • 子どもが キリスト系の幼稚園に通っていた頃、年に数回 募金して パキスタンの 女の子の 修学援助をしていた事を思い出した。その女の子からお礼のお手紙ももらったな…

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著者プロフィール

文*キアーラ・ロッサーニ(Chiara Lossani)
1954年生まれ。長年、子どもや若い読者のための物語や絵本を書き、イタリアの大手出版社から刊行している。なかには外国語に訳され、大きな評判となったものもある。子どもや、子どもの権利を中心に、歴史・社会的テーマをとりあつかった作品も多い。著書に『ゴッホ 風がはこんだ色彩』『イクバル-命をかけて闘った少年の夢』(いずれも西村書店)など。ミラノ近郊のトレッツァーノ・スル・ナヴィーリオ在住。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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