およばれのテーブルマナー

  • 西村書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139712

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせ向きではありませんが、
    普段から食事の時に子どもに言っている
    行儀の悪い食べ方が、絵であらわされてわかりやすく
    表現されているので、改めて子どもに知らせるには
    良いと思いました。

    洋食のテーブルマナーがメインで、子どもには
    多少厳しすぎるかなという点もあること、
    点数評価で、出来ていなかったら手をたたいたり
    お尻をたたいたりする罰を与えるというところが
    少し良くないかなと思います。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 著者はエルメスの4代目社長の息子。
    自分の子どもたちにテーブルマナー教えるために
    書かれたもの、ですが絵が生き生きしていて
    とても面白いです。

    著者は本の中では、ポール・イデス先生となり
    子どもたちにマナーの大切さを説いています。
    子どもだけではなく私にとっても耳が痛い話です…。

    「人が自分の同郷人(=テーブルの隣人)に対して
    見せる礼儀作法(フランス語でPolitesseポリテス=
    ポール・イデス)は偉大な国民(=きちんとした
    立派な人)かどうかを判断する証なのです。
    自分の隣人に対して敬意を持って接すれば、
    自分も敬意を受けるのです。」(p34)

  • 借りたもの。
    子供に向けたテーブルマナーと礼法の大切さを語った絵本。
    W.ホービング『ティファニーのテーブルマナー』( https://booklog.jp/item/1/4306092011 )が、大人に向けて発信されたデッサン調イラストレーションに対して、教訓画の様相が強い。
    あとがきにも書いてあったが、‘もう一度およばれされるために欠かせない条件として、美味しい食べ方、客人たちとの自然な接し方、穏やかな会話からリラックスした仕草まで、食前・食中・食後の振舞い方の基本となる場面を想定して描かれて‘いる。
    イラストレーションで、ナイフの持ち方から扱い方、必ず出てくる食材の扱い方をちょっとだけ掲載。
    悪い例まできっちり描いている。
    p.9で、家庭でのテーブルマナー指導として加点式にして、マイナス点なら体罰を推奨するコマがあったけれど、わたしはそれはどうかと思う……
    p.11では悪い例をドイツ風として挙げていたが、ドイツ人がそういう持ち方していた?何だかWWⅡの怨念を垣間見る。
    時代に合わない箇所がある気がした。

    "Manners maketh man."への一歩を踏み出す人たちに向けての絵本。

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著者プロフィール

1940 年、ナチスによるフランス占領下の疎開地で、エルメス家の別荘があったコートダジュールのカンヌに生まれる。戦後すぐにパリに戻り、幼年期からパリで教育を受けるが、デッサンにおける描写力は画家バルテュスにも認められる。パリ国立美術学校(エコル・デ・ボザール)を卒業。1976 年に、絵と文をひとりで書く童話作家として、子どものための最初の絵本「ローラの冒険シリーズ」を発表。以後、著名な作家のリクエストにより、あるいは名著の挿絵画家として、数多くの作品を世に送り出している。1987 年にはパリ市から、児童文学の分野で出版した一連の作品に対してグランプリを贈られる。



「2016年 『およばれのテーブルマナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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