マララさん こんにちは: 世界でいちばん勇敢な少女へ

  • 西村書店
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本棚登録 : 120
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139545

作品紹介・あらすじ

親愛なるマララ、あなたに会ったことはないけど、なんだか親しみを感じるわ――。
マララ・ユスフザイは、みんなに勇気を与えてくれる女の子です。パキスタンに暮らしていたマララは、学校にかよいたいとのぞんだために、武装集団タリバンに銃撃されました。そのときからマララは世界中の人々に注目されるようになりました。マララの勇気は、世界中の女の子たちの権利を守る声になったのです。
本書は、美しい写真とともにつづられたマララへのメッセージです。世界中の女の子たちがマララに共感し、姉妹のような愛情をいだき、称賛の声をおくっています。女の子が学校へ通えるようになるには、貧困や差別、暴力など、乗り越えなければならない障害があるということを、多くの女の子たちが身をもって知っています。そんな女の子たちはこう思っています。「マララはわたしたちのリーダー、わたしたちの味方、わたしたちの仲間なの」と。
2014年10月、史上最年少でノーベル平和賞を受賞。マララに勇気をもらった世界中の女の子たちからのメッセージをつづる写真絵本。巻末ではマララが国連でスピーチした内容を子ども向けにわかりやすく紹介。

感想・レビュー・書評

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  • マララさんの簡単な紹介とスピーチの他はマララさんへのお手紙だった。
    マララさんと同じ時代に生きている事が凄いことだとわかるのは子ども達にとってまだ先のことになるのかな。

  • 女の子の本です。
    女の子のために、女の子に向けて書かれているのだと思います。

    でも、そこにすごく違和感がある。
    確かにマララさんは「たくさんの女の子のうちのひとりとして」スピーチをしてる。
    でも、「声をあげることのできないすべての女の子と男の子のかわりに話してい」るのです。
    マララさんが訴えているのは、何より教育であり、そこに男の子も女の子も区別はない。
    でも、この本では明確に、女の子だけを意識している。

    もちろん、世界の様々な国々で、それはこの日本も例外ではありませんが、女の子が、女性がいわれのない差別を受け、それが問題であるのは確かだと思います。
    でも、マララさんの伝えたかったことと、この本の内容は少しずれてると思うのです。
    多分、この本の内容は、マララさんの伝えたかったことの一部なのでしょう。

    この本は、女性の差別の問題について伝えるには十分な本だと思います。
    でも、マララさんの人物を伝えるには、この本はあまり向かないと私は思います。

  • 「マララ・ユスフザイは、みんなに勇気を与えてくれる女の子です。パキスタンに暮らしていたマララは、学校にかよいたいとのぞんだために、武装集団タリバンに銃撃されました。そのときからマララは世界中の人々に注目されるようになりました。マララの勇気は、世界中の女の子たちの権利を守る声になったのです。

    2014年10月、史上最年少でノーベル平和賞を受賞。マララに勇気をもらった世界中の女の子たちからのメッセージをつづる写真絵本。巻末ではマララが国連でスピーチした内容を子ども向けにわかりやすく紹介。]

  • 世界にはこんな勇敢な少女がいるんだと知りました。教育を受けれていることが、当たり前なんかじゃないということをこの本を通して伝えたいです。
    〇小学校中~

  • ▼【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 2014西村書店

    小学生にわかりやすいマララさんのお話

    国際NGOプランによる

    8分30秒

  • マララさんの演説も書かれている

  • 日本の女の子、いや、男の子にも読んでほしい。子どもたちに限らず大人たちにも。
    感じてほしい。男の子だって、女の子だって等しく教育を受けられることの幸せを。自由に考え、意見を述べられる世の中のすばらしさを。
    世界は広いな。まだまだ知らないこと、知らない世界がたくさん。

  • うちのNGOが絡んだ絵本。
    Because I am a girlのキャンペーンの一環で作られた本みたい。
    女子教育の必要性を訴え、タリバンに撃たれたパキスタンのマララ・ユスフザイ。
    世界中の子供たちからの彼女への共感の声や、マララの国連でのスピーチの一部を載せた写真絵本。
    まだ6500万人もの世界の女の子たちが学校に通えていないということを、子供向けにわかりやすく作成されている。

    小学生向けに、どうして女の子の方が学校に行けないのか学ぶのにちょうどいい絵本だと思う。

  • 12分。最年少ノーベル賞受賞16歳。タリバンに左頭部を撃たれ今も女子の教育のために活動している。できたら7月に。7月12日マララ・デー

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著者プロフィール

ローズマリー・マカーニー
カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍縮会議の常任理事。国際NGOプラン・インターナショナルの一員であるプラン・カナダの前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー」(10月11日)制定にも尽力した。主著に、『マララさん、こんにちは』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで生きていけばいいの』(以上、西村書店)、『As a Boy』(小社より刊行予定)がある。

「2019年 『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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