リーダーが身につけたい25のこと

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597822

作品紹介・あらすじ

100人以上の経営者にエグゼクティブ・コーチングをおこなっている著者が、リーダーになったばかりで何をしたらいいかわからない人、リーダーではあるがリーダーシップに自信がない人に向け、リーダーが身につけておきたいことを25項目にまとめて紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • チームつくりのために、自分が目標とする理想的なリーダーになれるにはどのように周りと接すればいいのか、どのような考え方をすればいいのか勉強したくて読んだ本。

    結論。リーダーとはすべての責任を負う覚悟がなければならない。
    そして周りの人たちを成功させるために、常に人のために行動できること。
    手元に置いて何度も読み返して振り返りたくなる本。
    ・リーダーとは物事を決める人。
    決めるとは、全ての責任を引き受けること。これが自分の役目である。


    ・目標達成まであと少しの局面を迎えたとき、力強く前を向いて走りきる。
    ゴール前で失速しないための3つの方法
    1ゴールまでではなく、ゴールの先をイメージする
    2ゴール前で失速しないよう対策を考えておく
    3ゴールから逆算して行動を計画し、ゴール間際のアクションをより具体的にしておく
    ラストスパートがかけられるかどうかはリーダーにかかっている

    ・チームのスピードは、リーダーのスピードとほぼ比例関係にある。
    リーダーの行動が遅いのに、チーム全体が早いということはまずあえない。
    リーダーのスピード感は、チーム全体のスピード感に影響し、チームの実際のスピードを決定する。
    周囲にスピード感のUPをリクエストする。相手がこのぐらいのスピードでと想定している半分の時間でやり遂げることをリクエストする。

    「リーダーは、どんな時も逃げない」
    1 必要があれば、どんな時でもいいにくいことを言いにくい人に言う
    2 目標達成のためには、最後の最後までどんな犠牲を払ってでもやれることを全てやる
    3 目標を達成できなかった時は、どんなことがあっても絶対に他人のせいにしたり言い訳したりしない
    4 自分のチームが攻められたときは、常に矢面に立つ
    5 自分に対する耳の痛い。フィードバックも正面から受け止めることができる。
    6 部下にいったん大事な仕事を任せたら、最後は責任を取ると言う覚悟で口出しを一切せず見守ることができる
    7 自分の誤りを一切の言い訳をせずに認め謝ることができる
    これらは必ず守る。マイルールにする。

    ☆相手はコントロールできないが、自分自身はコントロールできる。

    相手の行動にイラつくことがあったら、頭の中で相手を支援するセリフを発する「どうすると彼は育つだろう」「何が彼の成長を妨げているだろう」「彼にしてやれる最善のアドバイスはなんだろう」など
    自分の事はコントロールできる。しかし相手の反応や、自分では決めれないことなど世の中にはコントロールできないことがたくさんある。コントロールできることを最大限コントロールすることが成長すると言う事

  • aa

  • リーダーシップについての具体論としての良書だと思う。
    特に自分にとっては、Part 1の「最初に取り組みたい11項目」が参考になった。
    KindleUnlimitedで読んだが、手元に置いておきたい。

  • 大切なことが書いてあり、何度も読み直して身につけたい内容。リーダー本を何冊も読んでいると、そこまで違いはないが、わかりやすく、吸収しやすい。

  • 適度な緊張感作り
    は、はじめて聞きました。ありがとうございます!

  • 「リーダーシップとはフォロワーのリーダーシップに灯をともす事である。」
    Between stimulus and response there is a space. In that space lies our power to choose our response. In our response lies our growth and our freedom.

  • コーチングの第一人者鈴木義幸氏の本。

    なんとなく自分に合うのか、著者の本はたいがい響いてくる。コーチングという分野の特性上、「部下育成」の観点の書籍が多いが、本書は著者がエグゼクティブコーチをする中で見出した、リーダーの資質に言及する1冊。
    根本的かつ具体的な項目として、25の資質を説く。見出しをぱっと見た段階では「そりゃ、リーダーならそうだろう」と思うのだが、詳しく読んでいくと「それは確かに、自分はできていない…」と思えてくる。
    ただ、そうしてやや路頭に迷い始めると、かならず「では、どうすればよいか」というフレーズが出てきてくれる。これは、本書のみならず著者の別の本でも同じだ。
    コーチという職業柄、そのまま答えとなるようなヒントを提示するのは本意ではないのかもしれないが、こうしてビジネス書として読む以上、具体的なアドバイスを得られるのは大きい。

    露骨に頻出させてはいないが、「覚悟」という単語が、全体を貫くキーワードになってくるように思う。自身の資質を問う覚悟で読めば、得るものは大きいと思う。

  • なるほどなと思ったこと。


    元GE CEOのジャックウェルチ
    4つのEを持つ必要がある

    Energy 自らが活力に満ち溢れていること
    Energize 目標に向かう周りの人々を元気づけること
    Edge タフな問題に対しても決断ができること
    Execute 言ったことをとことんまで実行していくこと


    ロウソクの炎が、次のロウソクのに移るかのように、リーダーのエネルギーなフォロワーに伝播する
    リーダーにはそんなエネルギーの高い さが求められます

  • 中身の有る本です。

  • 自らのリーダーシップは自らが形成するべき。
    それを形成するためにまずは色々なリーダーシップ像を学び、そこから自分の目指すリーダーシップ像を定めること。

    また、エネルギーに満ちている人ほど魅力があり、そのような人は常に新しい挑戦をしている。

    2点はぜひ覚えておきたい内容だった。
    また、時間が経ったときに読み返したい一冊。

    2017.5.6

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