手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.28
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596122

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な本と出会えました。
    できれば学生時代にこの本を読みたかった。

    知識×経験=将来の夢。
    頭の中でモヤモヤしていた部分を綺麗に言語化してくれたような気がします。今までは、経験の部分が圧倒的に不足していました。そう考えると、就活しててもやりたい仕事がないのは当然ですね。これから社会人として“他人に与える経験”を沢山積み、将来の夢探しの旅に出てみようと思います。

    受験生や就活生にこの本を読んでほしい。
    新たな気づきを得られる貴重な本だと感じました。

  • 存在を知らなかった本だけど、評価が高かったし興味があって読んでみた。そしたら止まらなくなった。
    著者は学習塾を営まれていて、高校生に授業を教える傍ら、ひとりでも多くの若者に素晴らしい人生を送ってもらう為に執筆活動を始めたとか。
    まさにそういう思いが詰まった内容だった。
    親として子どもにも読んでもらいたい。
    この方の本をもっと読みたいです。

  • Kindle Unlimitedで読んで感動して紙の本も購入。自分磨きのために、人の役に立つために、まだまだこれからも勉強していきたい。

  •  『手紙屋』就職活動編を読んで本作を読んだ。とてもよかった。できれば学生時代に読みたかったなと。自分が、学生時代はあまり勉強もせず過ごしていたことがもったいない。今からでも学び直しをしたくなった。高校時代物理が苦手で、物理の先生に興味を持てればもっと楽しく授業が受けれたかもしれない。
     私は、人とのコミュニケーションが求められる仕事に就いているのに、忙しすぎて、ただただ目の前の仕事をこなしていることが多い。初心に戻ることが必要だなと思った。なんでこの仕事に就いたのか、振り返ることが大切だな。
     家に帰って真っ先に勉強机に向かうというのもいいな。『何時間勉強する』という目標は重荷。読書も、『毎月〇〇冊読む』という目標よりも、『寝る前には読書』という目標のほうがいいなと思った。
     もし、『書楽』が本当に実在する喫茶店なら行ってみたい。ネーミングもすごくいいなと思った。和花ちゃんが考えた名前、センスある!手紙屋も本当に存在するなら、自分も文通してみたい。

  • 4.2
    若い時に読みたかった。
    今の自分の仕事に当てはめて考えてみれば、受験とは全く同じではないけれど、見方を変えれば同じように考えられることもあり、心に刺さります。

  • すべては時間の使い方で変わるよなって改めて思いました。
    どんなにお金持ちの人でも、凡人でも与えられた時間は一緒。

    自信は自分の頑張りに比例するので、やり方よりも行動すること。

    家に帰って一番最初にする行動で、人生が変わるという部分は本当に納得でした。

  • いつか読もうと思っていて、フォローさせていただいている方が娘さんに紹介した良書だともわかったので、すぐに読みたくなった作品です。内容としては、主人公で高校2年生の和花が進路のことで悩み、兄から紹介された手紙屋とのやりとりを経て、自分自身を見つめ直し将来の具体的な目標と勉強することの意義を学ぶものでした。主人公の世代にも読んでほしい作品だけれど、私が読んでも刺さる部分があって…『追い詰められなければ動けない人は、常に追い詰められた状態の人生に甘んじるしかない…』つい、つい…やるべきことを後回しにして、結局追い詰められる(汗)。『やるべきことを、今すぐやりたいことに変える』…読めてよかったです!

  • 学習をする全ての人にお薦めしたい本。
    読書をすること、資格勉強、社会人基礎を学ぶ人、人生において学ぶことは自然に行われているし、意識的にも行われています。

    個人的に刺さったのは、時間は「自分がやりたいこと」をやっている時間と「自分がやるべきこと」をやっている時間に分かれているという点です。

    仕事をしていると、この「自分がやるべきこと」に忙殺されてしまうことは多々あります。
    そして、その日中に終わらないと、「明日できることは明日やろう」と自分を肯定するつもりで、その日を終えてしまうことがあります。ことがありますというより、そのような日々を送ってしまっています。
    「しまっている」時点で実は自分のことを肯定できていないんですよね。どこか罪悪感に見舞われ行動できてない自分を叱責してしまいます。

    ただこの本を読んで、「自分がやるべきこと」に対する見方は晴れました。
    「自分がやるべきこと」といいうのは未来の自分からのやってほしいことだと分かった途端に、「自分がやるべきこと」から「自分がやりたいこと」に変わりました。
    現在の自分:歯を磨かなければならない
    未来の自分:歯はきれいで健康的でいたいなー、歯を磨こう

    現在の自分:勉強しなきゃー
    未来の自分:知識がある人って素敵だなー、こうなりたいなー、勉強しよう!

    現在の自分:この仕事片付けなきゃー
    未来の自分:この仕事を自分が片付ければみんな喜ぶかなー、よし、この仕事は自分がやろう!

    未来の自分が明確であればあるほど、やりたいと思えるようになる。
    やるべきことがやりたいことに変える魔法の思考です。

    この本の和花さんと同じく、手紙屋の手紙を毎日読もうと思います。

  • 息子に読ませてあげたいと途中までは思っていたけど…決して受験の為の本ではありません。
    学びたいと言う気持ちを深く見つめて掘り下げる。
    人との関わりから感じる力のある人は色んな場所に学びがあると薄々思ってはいたけど…
    学びの質が変わっていく様な気がします

  • 読みやすくぐんぐん読んでしまいました。

    辞書を全部覚えてから英語を読もうとしていたのはまさに私で、それで勉強が出来ないと腐っていました。もう数十年前にこの本と出会えていたら人生変わったかも。
    人のために知識を入れることが仕事上でも必要になった今、勉強が楽しく思えてます。
    先人が何年もかけて得た知識をまるっともらえてお得ですよね(笑)

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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