グローバル思考の英会話 イェール大学言語学博士 特別セミナー

  • ディーエイチシー
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887245334

作品紹介・あらすじ

アイビーリーグ×フォーチュン500企業×世界75ヵ国出身者への指導成果をまとめた。英語コミュニケーションを成功させる戦略的思考フレームワークとシンプル技術。

感想・レビュー・書評

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  • グローバルで活躍できるビジネスパーソンとなるために必要な英語力の要点について説明した本。単語や英会話の内容だけでなく、立ち振舞や喋り方、ニュアンスも含めて説明してあり、非常に勉強になる。練習方法も具体的に書いてあってかなり実践的な内容となっている

  • 英語コミュニケーションで日本人が気をつけておくべき事が分かりやすくポイントを絞って書かれてあり参考になった。
    特に長年染み付いた強いアクセントは外国人が聞いて理解するのに時間がかかる。そのアクセントを意識するだけでも円滑なコミュニケーションに近づく。また機能語と内容語について、機能語を明瞭に発音することは不明瞭に発音すること。その他いろいろ重要な内容が含まれており一読をお勧めする!

  • 英会話以外にも応用できるグローバルに通用するコミュニケーションという感じの話。

  • 英語の成績が良い人でも実際に外国人との会話ではうまく伝えきれていなかったり、堅い雰囲気が崩せずにいる人がいる。結局は特定の言語に限定されないコミュニケーションの問題なのだと思う。このコミュニケーションの問題を改善するためのヒントがたくさん得られるガイドブックであると思う。

  • 【目的】 日本人にあまり知られていないグローバル思考とコミュニケーション技術について紹介する。

    【収穫】 セイバック技法、主語の言い換えなどすぐに使える表現や技術を学べた。

    【概要】 ■利益の陳述: 自分が語るメッセージの主要な価値についてまとめた短い一文。内容の要約や要旨でなく、相手の期待やメリットに焦点をあてる。話の冒頭にもってくることで相手の関心を引き寄せる。利益の陳述を作るステップは、①聞き手の目標や期待を考察する、②自分のメッセージの成果や利益を概観する、③クリエイティブで柔軟に、また大きなビジョンで展望する、④聞き手の目標や期待とメッセージの価値が繋がることを約束する一文を作る。
    ■ロードマップ: 利益の陳述の後に述べる主要トピックについての短い説明。これにより、お互い目的と成果の予想図を共有できる。
    ■ピンポイントする単語: 変化の状態、度合い、スピード、頻度を正確に描写するために、ありふれた単語以外に、それらを表す動詞・形容詞の語彙を増やすことが大切。例えば、「増加する」をincrease, go upで表すだけでなく、soar, surge, skyrocketなど劇的な変化を表す動詞を必要に応じて使う。
    ■スピーキングスタイルの変革: 大切な情報を選んでトーンを上げるだけで、相手に格段に意味が伝わりやすくなる。また、文の後で2秒、文節の後で1秒の間を置くことで話すスピードが適正化される。さらに、冠詞、前置詞、接続詞、代名詞などの機能語を素早く不明瞭に話すことが伝わる英語の近道(日本語で明瞭に話すのとは逆の感覚)。
    ■セイバック技法: 相手の話した内容を、一度要約し、それで相手に再確認する技術。相手にさせることで理解度を確認することもできる。
    ■単語の選び方: 主語を「I」だけで通すと、自己中心的というネガティブな印象を与える。主語をものにしたり、itにしたりすることで表現のインパクトを調節できる。また、否定のnotやcan'tは繰り返し使うと強いネガティブ性を感じるため、相手の非を訴えたいときなどを除けば、言い換えて前向きな表現にできないか検討する。

    【感想】 同じ著者の「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術」と合わせて読了。どちらも英会話とコミュニケーション術を合わせて学べる良書だが、こちらの方が論点を絞ってかつすぐに実行できる印象。言葉の選び方で透明性を高めたりポジティブさを感じさせたりするというのは、確かに多くの日本人が知らないことであり、上手く使えれば大きく英語のレベルアップできると感じた。

  • [図書館]
    読了:2014/6/6

    ロードマップの重要性

    can't と not を頻繁に使うことで、周りからのネガティブな印象度があがる。

  • この本かなり秀逸。和訳書のレベルも高く、文化や日本人やアジア人の癖など本質的なポイントをついていて興味深い。何度も読み返すと約束します。

  • 使われている単語数は、100語にも満たない。
    要は使い方。

    英語に関わらず、コミュニケーション論であると思う。

    変化を説明する。
    上がったとしても、シャープに上がったのか徐々に上がったのか、
    途中で変局点があるのか。

    原因を追究する。
    結果は何によってもたらされてるのか?
    その表現を入れる。文章構造を意識する。

    冠詞、前置詞をいかにして、流して発音するか。
    そこにアクセントを置くから利きにくい。

    名前を呼ぶ、関心を示す。
    Say back;理解していることを伝える。Issueを特定して、質問に転換する。
    ネガティブな単語は使わない。

    もう少し覚える表現を抽出して、練習すること。

  • プレゼンテーションを初めとした英語コミュニケーションをいかに効果的に行うかをかいた本。
    どちらかというと、中・上級者向け。

    「聞き手のメリットを考える」「ロードマップを与える」など、英語にかかわらずコミュニケーション全体についての話題も多い。
    英語をつかわない人にも勉強になる。

    日本人が「use」や「make」ですませてしまいがちな動詞について、もっと多様性をもたせるべき、などは参考になりつつも実際に自分だけで応用するのはかなり難しい。
    また、「標識となる言語」の意義については、日本語のコミュニケーションでも同様のことが言える。

  • 状態:貸出可
    ※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。

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著者プロフィール

言語学博士。シカゴ大学卒業後、エール大学大学院にて言語学博士号取得。現在エール大学ビジネススクール・コミュニケーションセンターディレクターとして、ビジネスコミュニケーション、比較言語学などの教鞭をとるほか、フォーチュン500社、研究機関、国際機関のクライアントに英語コミュニケーションを指導。著書に当社刊『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術:エール大学厳選30講』がある。

「2017年 『答え方が人生を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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