- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884748517
感想・レビュー・書評
-
著者は遺伝子暗号解読で実績を残した科学者です。「遺伝子が目覚めれば、人生が変わる」という副題がついており、科学的事実に基づいた本に、出版社側が思わせぶりなタイトルをつけたものかと思い、読んでみました。
実際は、前半の遺伝子の基礎知識部分こそ比較的科学的ですが、後半は根拠の無い記載が目立ちます。参考文献や実例も無しに、「ポジティブ思考や環境の変化で眠っている遺伝子がオンになる」ということを繰り返し述べられても、戸惑ってしまいます。変に科学的な知識を散りばめず、最初から最後迄スピリチュアルな文章、宗教的な文章であるほうが、かえって信頼できるように思いました。
また、読み易さを狙ったものなのでしょうが、連続した内容の文章も数行〜2ページといった単位に細切れで書かれています。個人的には読みづらい印象を受けました。実際の分量は、文字中心の雑誌の特集記事程度しかないと思います。
齋藤孝さんの『読書のチカラ』で紹介されていたので図書館で借りて読んでみましたが、購入して読む気にはなりませんでした。
後半に書いてある様な遺伝子のオン/オフが本当に起こり得るのか、科学的な別の本で確認したくなった、という意味では、知的刺激を受けた本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんぶ店長に薦められて読んだ本
人に薦められて本を買ってみるのも面白いもんだな
と、最近思えてきた。
科学者の方が書かれているが、
精神世界?の話のようでもある。
科学者の方が遺伝子を考えぬいてみると、
人間にとって大事な
非科学的ともいえることがらに到達するみたい。
それが、とてもロマンティック☆
大切なことをとても簡潔に平易な言葉で書いてくれている。
旦那にはよく、私はそのうち宗教にのめりこむタイプだとか
言われるけど(笑)
これはそういうのではない。
ってか、宗教もいいけど、わたしはそういうのではない(笑) -
一話一話がとても短い話で構成されており、遺伝子のみならず、人としての生き方にまで広がる元気になれる本。遺伝子の研究がどんどん進みその偉大な役割があきらかになっている。人はこうやって生まれた来たことそのものが、きわめて低い確率の中で生まれた奇跡であることを遺伝子が教えてくれる。そして研究すればするほど、そしてなにかサムシンググレートという何かによって宇宙が形作られてるのではないか、という壮大なストーリー。読み合わせに最適な本ではないかと思う。
-
◎何かを選ぶときは、トーナメントを使えばいい。
いちばん重要な望みに、持てる力をすべて注ぐ。
ほかの事はほおっておけばいい。大事な望みひとつを残して、
あとのものを捨てれば、自分を取り戻せる。
◎目的思考の抱負
①目的
②ビジョン
③任務
④方針
⑤努力
⑥望むものリスト
「なぜ自分は生きているのか?」その答えが抱負。
一生付き合うことになる問い。 -
これは衝撃です。
だって、あの人と私の遺伝子レベルは99.5%同じ!
これを疑わず素直に信じると、
かなり嬉しくなりました。
ほがらかに生きることならできる気がしてきた。
今日もたくさん笑ったし、微笑んだ☆
それでいいのかって思うと、
ワクワクしてきた。 -
【自分がここにいること自体ギフト】
自分が存在すること。
そして、今元気に存在できていること。
そして・・・
以下抜粋。
■猿と人間の遺伝子はほとんど同じ
たとえば、チンパンジーとヒトを比べると、全遺伝情報(ゲノム)は、3.9%しか違いません。わずかの差が人間と猿を分けているということになります。
■ヒトの能力は99.5%同じ
人間の全遺伝情報(ゲノム)の差は、ノーベル賞をもらう天才と普通の人を比べると、わずか0.5%の差しかありません。
→ということは・・・。ですね♪ -
非常に参考になる。