己を修め人を治める道

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  • 致知出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884748203

感想・レビュー・書評

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  • 「大学」の単なる字義解説に止まらない人生訓。一字一句を詳細に解説したものよりもスッと頭に入ってくる。
    その上で感じたことは、儒教という教えは治国、平天下の責を担うリーダーのための道徳律であって、我々一般庶民が目指す理想ではないということ。『修己治人』という通り、人を治めることを目的として、リーダーから見て「民はこうあって欲しい」という理想が書かれているものであり、個人の尊厳とか民主主義とは全く相容れない思想である。それでも個人として「成る」ために指針とすべき教えが散りばめられていて、自分の中でどう位置付けるのかが難しい思想でもある。もう少し勉強したいと思った。

  • 中国の古典「大学」の解説。理解には大学の素読が必須。わかりやすい。

  • 12/3/23

    先日参加した鈴蘭会開催の素読の勉強会で、
    中国古典「大学」を知った時、
    書かれている内容を理解したくて、
    友人から紹介して頂いた本ですo(^▽^)o

    夜、寝る前に1回の素読☆
    中身は理解できなくても、
    読むだけで気持ちがシャキッとしていたのですが、
    この本のおかげで「大学」に書かれている意味を、
    知ることが出来て嬉しいな!

    「大学」は人間の心の持ち方、道徳を教えてくれているのですよね。
    本当、中国古典に魅力を感じます(*^_^*)

    自分の我、欲、偏愛に支配されず、
    律して徳のある道を生きるのは難しいと思います。
    だから、毎日意識することが必要なのかもしれませんね。

    その手段の一つが素読だったりするのかなと思ったりもします。

    中国古典、素晴らしい世界です?

    他の古典も知りたくなってきました!
    ハマリソウ(笑)
    ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

  • 初心者向けとして理解しやすいように分かりやすく解されていた。時系列に注目した、陳 舜臣の儒教三千年と組み合わせて読み比べると面白い。

  • 図書館。最良の書であり、購入する

  • 大学は相当に手ごわいという固定概念だったが、伊興田先生の解説ではすとんと落ちてきた。たしかに一回の読書ですべてがわかろうはずもないが、すっととけこむとはこのことだ。
    物を格して知に致す。くりかえし、くりかえし読みたい本だ。

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