- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884746155
感想・レビュー・書評
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僕のバイブル的な一冊です。
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男の一冊
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理知的に傾くと人間の生き物としての力強さがそがれる。感性を刺激し,みずからの生きる姿勢に火を点けよと励ます。知は全てを客体化し,自分をも客体化し,分裂させるという言葉が印象的。
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【キーアイデア】
『感奮興起』『野鴨の哲学』
【目的】
生き方を考えるきっかけとするため
【引用】
・バイタリティー(活力)にあふれ、ビジョナブル(野望的)になった人間が行き着くところ、それは冒険、ベンチャーである。冒険的になっている人間はネガティブになることはない。
・冒険的な人間は失敗を恐れない。それゆえに生き生きとし、目が輝いている。
・統率者になるには情け、感動が必要である。感じることは即ち動くこと、感じさせることは即ち動かすことである。知動も理動もないのは、知識や理屈では人は動かないからだ。人を動かすのは感動であり、情動である。
・私たちの体験の世界では、「これから頑張ります」と言ったら一喝を食らう。これからはない!と。
・自分を粗末に人間には目の輝きがない。生き生きと生きていけない。
・祭りというのは民族のエネルギーである。これを粗末にしたら民族は決して生き残れない。
・自分の目の前に何が起ころうと、いや、何かが起これば起こるほど、それを感じて勇気を奮い、りんりんとして生きろ!!そして生き生きとして死ね!!これが全生(生の全う)である。
【感想】
失敗を恐れることなく自分の感覚をヴィヴィットに感じ、実践する。これが生きることだと感じた。
【学んだこと】
できない言い訳を並び立てたり、惰性に流されて生きるのは本当の意味で生きていることにはならない。
【行動】
感じたものを感じたままにせずに、どんな些細なことでもよいので行動に移すこと -
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今は醜く太ってしまったかつての野鴨たちはなすすべもなく激流に押し流されてしまった。
IBMの社員たちの合言葉はWild ducks(野生の鴨)である。5
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「相変わらないことがどれほどにおめでたいことです。世の中が激しく転変する中で、私たち住友の番頭が、相変わらないものをもっておめでたいという気持ちで、どうして住友百年の計が立ちますか」28
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道元禅師の言葉に「仏の話をしたら口をゆすげ」とある。仏様の話をしたあとは仏のことをすっかり忘れてしまえ、ということだ。33
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セネカは「人間にはもともと狂った部分がある。狂っているときが一番健全で正常なのである」と喝破した。
人間が最も不健全で異常な状態とは何か?それは狂えないということである。50
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実存とはドイツ語でイグジステンツ。"イグジ"は離れる、"ステンツ"は立つ。つまり、実存とは離れて立つこと。102
自由自在というのは自らによって自らが在るという哲学である。ゆえに自分が自分でない人間に自由はない。104
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感性が鈍くなったと思えば行動すればいい。行動によって感性は誘導されてくる。感動とは『論語』の教え。「感即動」が語源。116
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まさにタイトルそのまま、感奮語録。
気持ちを奮起させてくれる言葉の数々。
古今東西を問わず、珠玉の言葉とはこのことだろう。
『明日なんて本当にあるのか。明日生きていると誰が言い切れる。明日なんてもともとありはしない。「今」と「ここ」しなかない』
いつでも手元に置いておきたいと思った本です。 -
何度か読み直したい本。
人間臭い部分が重要だと腹に落ちた。
・素朴愚拙であること
・感性が根本であること -
行徳先生の研修を受け本当によかったです。
受けると受けないでは今後の人生に大きな違いが出たと思います。 -
友人の起業家山本くんに進められて読んだ一冊。
熱い!!熱すぎる!
やっぱり先人の知恵に学ぶという姿勢はいつまでも持っていたほうがいい。
そう思わせてくれる一冊です。
印象的な一文
不安や迷いは時がつくるものである。昨日と今日と明日をつないで見るから不安
になり、迷いが起こる。「今」と「ここ」しかないと思えば何もないのである。
いやあ本当その通りですね。 -
この方(行徳哲男さん)を知らなかった
でもある講演会に参加しこの方を知った
そしてこの本を手にできた
この本を読んで、歴史上の人物たち、
今も活躍している人物たちが
「生きていた証」「生きている証」と
「我々に生きる事のヒントを継承してくれているんだな」と感じました
自分探しのヒントが盛り沢山の本です
あと行徳さんの喋り方がユニークでびっくり(あっこれは本と関係ないか…)