- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884182946
作品紹介・あらすじ
33/100景、十代の時間を綴ったエッセイ11篇、友人達との対談17篇。
感想・レビュー・書評
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2010年の本だから、それより後に出た「黄色いマンション 黒い猫」とかぶるお話もあったけど、
この本は写真が多くて、あとキョンキョンとゆかりのある人たちとの対談も多くて読み応えあり。
私から見たら、アイドルだったキョンキョンだけど、
凄く忙しい毎日だったろうに、とっても素敵な人間関係も築いてて、やっぱり彼女は凄い!と思いました。
仕事もプライベートもおしゃれな人でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キョンキョンは誰もが認める、紛れもない80~90年代のトップアイドル。
くりっとした大きな目、きゅっと尖った可愛いあご、小さな顔、囁くような歌声。
ただ画一化されたアイドルという枠にはまらず、なんだかいいな、おしゃれだなと目が離せない存在でもあり。
ご両親のことや昔の友達、芸能界に入る前後のこと。
自身で描いた文章から、その時代の空気感まで伝わってくる。
住む世界はまるっきり違うのに、同い年である私にとって
どこか懐かしいような、不思議と共感できるそんな感じ。
プロデュースした方もブレーンもきっとあの時代の最先端、
この本で原宿を語る方々も、かつてananなどで見覚えのある、
まさに時代を創ってきた方ばかり。
過去を賛美するだけでなく、年下の世代に伝えたいとする姿勢にオトナを感じた。
かっこいいオトナの女性になったキョンキョン。
彼女が素敵に年齢を重ねていく姿を見て行けるのは嬉しいし、
同年代にもパワーが湧いてくるというものです。
そんな意味でやっぱり私にとって永遠のアイドルだと
この本を読んで改めて。 (Y) -
キョンキョンって、ほんと変わらないな。
ご両親は、離婚されてたんですね。
エッセイでは、クールなところも、
心温まるところもあって、心地よいですね。
がんばってほしいですね。
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2016/05/03 読了
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キョンキョンの文章はやっぱりうまいしおもしろい。飾らずに自分の心に正直にシンプルに生きている印象を受ける。なんかステキなんだよね、キョンキョン。キョンキョンみたいな大人の女性がこれからの私の人生のお手本です。
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最近ではNHKテレビ小説『あまちゃん』の天野春子役が鮮烈であった。直情径行な娘あきのさらに上を行く直球派の春子は、過激に自分を押し通す存在として描かれていた。『あまちゃん』の脚本家は1970年生まれの宮藤官九郎だから、その時代のこねたがたくさんちりばめられていて、それが妙に心をくすぐるというところもあった。
と、ここは『あまちゃん』のことを語るところではない・・・。
華々しく、若さが売りのアイドルから次のステップに進むのは難しい。そのステップが上手くいかないために芸能界を去っていった人は数多い。また、アイドル時代にすべての運を使い果たしてしまったかの如く、その後は“あの人は今”的な存在になってしまう人もいる。
そういった難しい局面を乗り越えて、現在もなお輝いている“アイドル”こそ、小泉今日子だ。本書は、アイドル時代を過ぎたあと、自分の現在地を確かめ、そして新しい自分自身に進んでいこうとする姿。エッセイストとしても評価が高い小泉今日子の素の部分が良く現れています。小泉今日子ファンの方はもちろんのこと、女性の方にも読んでほしい一冊です。
『日々是表参道』内のレビューはこちらから
http://omotesando.iinaa.net/know/koizumi.html -
雑誌に連載された、
キョンキョンのエッセイと対談と写真集
対談を読むのは少し苦手なので
流し読みだったけど、
対談相手が面白い
和田誠さん、安西水丸さん、etc…
なんといっても、
キョンキョンのエッセイがとても好き
原宿にまつわる若い時のことを
飾り気がなく、素直でサバサバして
それでいて、優しくあたたかいエッセイ
写真は、もちろんカッコ良くかわいい
相変わらずのキョンキョンでした