片岡義男 短編小説集「青年の完璧な幸福」 (SWITCH LIBRARY)

著者 :
制作 : 新井敏記 
  • スイッチパブリッシング
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本棚登録 : 61
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884182809

感想・レビュー・書評

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  • p.2007/8/21

  • また一冊、物語を味わう幸福/現実の中の青年が書く、どこにもいない女性、どこにもない物語/僕が好きなお馴染みの要素/本作では無国籍アクション映画のモチーフも加わった/1960年代後半の東京。なぜこんなにも惹かれるのだろうか

    p098 日本の五年間 変化
    p108 会話 三津子は「東京青年」にも出てこなかったか?(日比谷優子だったか?)
    p150 アクション映画 抜き討ちの竜
    p184 生き身の女性が演じているのですが〜 前章ラスト見返してこれは小野田が書いた小説なのでは!?と思った

    美佐子←→百合江
    無国籍アクションもの ←好きな要素がさらに加わった!
    p217 さいご
    p221 新宿のフルーツパーラー 「東京青年」にもこんなシーンなかったか? 相談? 日比谷優子が女優になるかどうか 実話?

    毎日の積み重ねが人生になる

    1と2も別の青年だった。てっきり続いているものと。

  • タイトルにつられて思わず借りていた一品。言葉回しがすき。

  •  初めて読んだ、片岡義男。
     青年と女性たちとの会話があまりにも平板で、ハードボイルド小説を読んだことのないわたしにとっては、そんなものなのかな と。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。

「2022年 『これでいくほかないのよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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