臨終の七不思議

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 133
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883206919

作品紹介・あらすじ

なぜ臨終に立ち会うべきなのか?臨終の際、意識はどうなるのか?自分の死期は悟れるのか?もっとも幸せな臨終の形とはどんなものか?臨終を迎えるのは自宅がいいか、病院がいいか?臨終にまつわる"あの不思議"に答えます。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから医療や科学では説明できない臨終に関する不思議な話を想像していましたが、違いました。

    医療者にとっては、新しい知識のある話ではなさそうです。
    個人的には、知らないことも多く終末期について解像度が上がりました。

  • 50年のキャリアを持つ医師が、自身が経験した臨終の瞬間を語った内容。
    その経験から、臨終に立ち会うべきか、自分の死期を悟ることはできるのか、臨終を迎えるのは自宅がいいのか、病院がいいのか、等の問いに答えるとともに、医師が体験した臨終にまつわる不思議な体験が語られている。
    期待したほど濃い内容ではなかったが、それなりに納得できたり、「なるほど」と思えたりもした。
    自分の臨終に役に立つかは疑問だけれど。

  • 同僚から借りて読んだ。
    医療現場の状況がわかった。
    若干の中弛み。
    構成の問題か。

  • 目新しさはなかったが、エピソードとしては読みやすかった

  • 40年振りに再会した義父の病院へ毎日通い、最期を看取るなどという奇跡のようなケースに感動した。

  • 医者のとしての視点が描かれているのかなぁ、と思ったら、さほどでもない。
    こういう病院があって、こういう先生がいて、人生の最期は十人十色…を気楽に読める本だった。

  • 490

  • 臨終や看取りをテーマにしたエッセイのような感じ。
    数多くの臨終に立ち会ってきた医師の話。
    こういうのを読むようになったのも歳をとったからか。

  • 医者が書いた臨終にまつわる不思議な話。
    現代の医学や科学では説明のつかない事もある。
    意識のないはずの患者の横で財産横領の話をした途端、次の日に意識が戻り女が家を追い出された話は面白かった。
    死を間近に控え魂が行きたい場所に飛んでいく話もよく聞くが本当のところは自分がその立場にならなければわからないが少々、怖い気もする。
    年齢を重ねるにつれ死というものを少しずつ身近に感じ始めいろいろ思いを巡らす事も多くなった。

  • 新聞の広告でこの本を知った。
    志賀貢さんの作品は、かなり前に立て続けに
    読み漁っていた。
    それも、まさに母が病気で入退院繰り返している時期。
    両親ともに早く亡くしてて、親戚縁者
    なぜかその前後に続いていたので
    とても、このタイトルが気になって
    志賀貢作品が懐かしくて読んでみた。

    亡くなる時期は、予兆が色々あること。
    やはり家族がそばにいるのが良い。
    火葬代20万円は用意しておくべき。
    などなど、
    一度も誰も看取ったことのない人には
    色々参考になるかもしれない。

    でも、あまりにも悲しい思いをたくさんしてきた私には、色んな現象でさえも
    うん、知ってる。。ってことが多かったかな。

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著者プロフィール

志賀貢(しが みつぐ)
北海道出身。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程卒。
臨床医として現在も診療のかたわら、著作活動を続ける。約50年におよぶ臨床医に基づいた著作が多く幅広く読まれている。『臨床医のないしょ話』(幻冬舎)『ポックリ往生の極意』『60歳からの幸せ臨終学』『私はどこで死んだらいいの?』(海竜社)などを刊行。

「2020年 『命を守る「飲む点滴」最強の免疫スープ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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