愛情生活

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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878932823

作品紹介・あらすじ

天才アラーキーの亡き愛妻がつづった愛と日常をめぐる珠玉のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 大切にとっておいている本のひとつです。
    文章にものすごくパワーと勢いがあって、生命力にあふれてます。
    夫婦が深く愛し合って暮らしながら、好きなお酒を飲み、
    旅行したり人とあったり、人生をぐいぐい楽しんでいるようすが
    とても気持ちよくて大好きです。
    アラーキーさんの写真に似て豪快でたまにエッチだったり愁いがあったり。
    ご本人のもともとの強い個性と、そこへご主人の影響も素直に受けてい
    らっしゃるんだろうなというところが夫婦の近さを感じて楽しいです

  • 2021/04/30

  • 好きになってしまったのなら仕方ないのかなあ,いろんなことが許せるのだと呆れながらも感心してしまった.

  • エッセイと写真って最高過ぎる。陽子さんのいつもなんでも楽しむスタンスが羨ましい。レンアイに向いてない人間。でもそれは、また恋愛と違う向き合い方だからこそ夫婦でずっと仲も良いし喧嘩もなく、パートナーとして生きてるんだろうなあ。私が行きたい場所もちょこちょこ2人で旅していて絶対行くしかない!って思った!ああ、何度も言うけど最高のエッセイ集だった!

  • 荒木夫妻のことはこの本で初めて知ったんだけどメチャクチャサイコ〜で大好きになりました。楽しく、笑える。愛情生活というタイトルがなんてぴったりな本なのか。私と感性を共有してくれる友達には全員すすめたい。

  • いい意味で変わった人だなー。
    女性であることを楽しんだ人な気がする。
    アラーキーもそりゃ惚れるよね。
    あー大好きな人と温泉旅行に行きたい。

  • 魂が自立している陽子さん。
    かっこいい。
    陽子さんは日記を書いていたのかなあ。もしかすると書いていなかったのでは。
    反芻するような言葉ではなく、瑞々しい素直な言葉で綴られているゆえに、そう思いました。

  • エッセイや雑誌連載などをまとめた一冊。旅行記を読んでいると知っているお店等が出てきて行ってみたいなと思いました。筆者が退院してきたときにみた夫と猫の様子にその後のイメージ重ねてしまいました。

  • 写真家荒木さんの奥様、陽子さんのエッセイです。
    ステキなご夫婦だと思いました。

  • ◆「淋しがりやで情が厚くてクレージー」な夫に恋をしている陽子さん。可愛い。恋をしている陽子さんの思考をたどっていると、荒木さんに恋をしそうになる。

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著者プロフィール

1947年5月17日東京・千住生まれ。都立白鴎高校卒業後、電通に就職し、総務局文書和文タイプ室に勤務。入社2年目の冬、当時電通のカメラマンであった荒木経惟に出会う。1971年7月7日青学会館のチャペルで結婚式をあげる。1990年1月27日、子宮肉種のため死去。享年42歳。著書は本書のほか、荒木経惟との共著で『10年目のセンチメンタルな旅』(筑摩書房)『東京は、秋』(月曜社)、『愛情旅行』(マガジンハウス、『東京日和』(ポプラ文庫)がある。

「2017年 『愛情生活 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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