魯山人の和食力

  • 興陽館
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877232573

作品紹介・あらすじ

日本料理の味覚や作り方がどんどんわかる本
茶漬け、鍋料理、雑炊、寿司、鰻、鮪、鰹、鮎、河豚....。
伝説の天才料理家による、誰も知らない和食の秘密とは?

感想・レビュー・書評

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  • 魯山人の美食、美意識を知ることが出来る最高の一冊です。

    魯山人の食に対する思い入れや食材への愛着、料理への向き合い方や器や芸術について、魯山人独自の考え方が彼の巧みな言葉使いで書かれています。

    具体的なレシピも記載されているので魯山人の美食が目に浮かんでくるようです。
    ところどころに記載されているイラストも抽象的に描かれていて想像力を掻き立てるいいスパイスになっています。

    お茶漬け、雑炊等、料理ごと段落に分けられて編集されているので大変読みやすい本になっています。
    魯山人が初めての方には最適な本ではないでしょうか。

  • 最高

    美食とは何か
    美食の権利
    器と道具と刃物と食
    料理人の心構え
    美術館と美的生活

    今考えていることが見事に文章に書き連ねてあった。

    その他具体的な調理のひみつ(特に雑炊)

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著者プロフィール

北大路魯山人 (きたおおじ ろさんじん)
料理研究家・陶芸家・書家=本名房次郎。1883(明治16)年、京都・上賀茂神社の社家の次男として生まれる。1904(明治37)年、日本美術展覧会の千字文の書で一等を受賞。その後、篆刻、陶芸に手を染める。19年には古美術商を営むかたわら、会員制の「美食倶楽部」を発足させる。25年には東京麹町に、当時のセレブを対象にした日本料理の料亭、星岡茶寮を創設、顧問兼料理長に就任。26年、北鎌倉の山崎に窯を築き、星岡窯と称した。料理と陶磁器と書に鬼才を発揮、新境地を開いた。美食に人生をかけ、美的生活に耽溺した。1959(昭和34)年12月21日、好物のタニシのジストマによる肝硬変で死去。

「2020年 『魯山人の和食力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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