レーニンの誤りを見抜いた人々: -ロシア革命百年、悪夢は続く-

著者 :
  • 恵雅堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874300398

作品紹介・あらすじ

ソ連で出版された革命史はほとんどが《偽書》だった。それは権力闘争での勝者の側からの英雄物語だった。残念ながらわが日本では「いつわりの歴史」の影響は歴史書に、とりわけ学校教科書にまでおよんでいる。日本の世論形成に大きな影響を与えていた学者、知識人は一般に、ロシア革命を理想化していたきらいがある。彼らは一九一七年の二月革命と帝政の終わりを歓迎したが、それに伴う社会秩序の崩壊の恐怖を知らなかった。それから百年あまり、悪夢はなおも続いている。(「序文」より抜粋)

著者プロフィール

昭和2年 東京に生まれる。
昭和26年 早稲田大学ロシア文学科を卒業し、産経新聞に入社。
外信部でソ連問題を担当(在社は平成2年まで)。
昭和41〜44年 モスクワ支局長。
昭和56〜62年 ふたたびモスクワ支局長。
昭和63年 論説委員。
平成2〜9年 東京家政学院筑波短期大学教授。
平成6〜9年 同 国際教養科長。
平成9〜14年 平成国際大学法学部教授。退職後、名誉教授。
専 攻:ロシアの思想と文化、特に自由主義と社会主義の歴史
主な著書
『ソ連共産党』(教育社)
『ソ連反体制知識人』(教育社)
『素顔のモスクワ』(日本教文社)
『ロシア自由主義』(イセブ)
『人物ロシア政治・文化史』(イセブ)
『解禁資料の新レーニン伝』(イセブ)
『人物ロシア革命史』(恵雅堂出版)
『不滅の敗者ミリュコフ』(恵雅堂出版)
『レーニンの誤りを見抜いた人々』(恵雅堂出版)

「2016年 『恐怖政治を生き抜く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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