いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~ (キネマ旬報ムック)

著者 :
  • キネマ旬報社
3.64
  • (3)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 123
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873768588

作品紹介・あらすじ

“おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい”――に辿りつくまで。
昨年9月に亡くなられた俳優・樹木希林さんの生涯を、1960年代まで、1970年代、1980年と90年代、2000年代以後、の4つにわけて、特に貴重で大切なエッセイやインタビューや対談、さらに生前に親交のあった方々からの言葉で巡ります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【記録】
    いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~。
    2019.02発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
    残念です。

    皆様のレビューを見て図書館で予約するが、字が小さくて読めず。
    ※【記録】の説明は、プロフィール欄に書いて有ります。

  • 「老いる変化を楽しむ」「癌は向き合えるからいい病気」
    樹木希林さんの言葉を読むと、老いへの不安や恐怖が和らぐ。
    希林さんの生き方、かっこいいな。

  • おごらず、
    人と比べず、
    面白がって、
    平気に生きればいい、

    この言葉に射ぬかれた、心に留めて唱えて生きたい。

    癌は向き合えるからいい病気
    娘の也哉子さんの言葉が素晴らしい、感動した。
    裕也さんとの絆も素敵だ。

  • 対談もいいけれど、まずは樹木さんのことを知ってから対談本を読みたい

  • 希林さんのこれまでのエッセイや対談、親交のあった方々からのメッセージで構成されている。
    若い時にはこの方の良さが分からなかった。自分も歳を重ねると、希林さんの生き方、発言、作品、全てに存在感を感じるようになってきた。根本的にブレていないことがすごいと思う。

  • 足るを知る。

    才能ある方の周りには、
    才能ある人が集まる。

  • インタビュー&対談がとにかく面白い(笑)いい意味ですごく面倒な人だなと思う

    「癌は向き合えるからいい病気なんだよ」と受け止め 最期まで役者をまっとうする死に方をされ 在宅で家族に看取られたことはとても意味あることだったんだと思う

    是枝監督の弔事の内容がすごく伝わってきて もっと多くの作品を観たかったという思いと また映画を見返して気付かされる思いもあったりで 誰の心にも残り続ける人だなと感じた

    也哉子さんの最後の挨拶(あの名言)も忘れられない

    ─「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」─

  • 最後の頁の内田裕也の言葉が沁みた。

  • 樹木希林 120の遺言 ~死ぬときぐらい好きにさせてよ
    に続いて読んだ
    やはり言葉に重みがあっていいな
    親交のあった人たちのことばもいいな

    やはりこの人好きだわ

    ≪ 生きること 面白がって 平気にと ≫

  • 大好きな悦ちゃん(市原悦子さん)との対談、良かった。いろいろな作品で関わった方たちの希林さんとの思い出がそれぞれにあって、それぞれにいいな、と思えた。希林さんが亡くなったら、多動症のお父さん(内田裕也さん)をどうしたものか?と占い師に聞いた答えが、当たっていると思い、この占い師、凄いと思いました。最後が、内田裕也さんの言葉で終わっているのもいいですね。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

樹木希林(きき・きりん/役者)
本名:内田啓子(旧姓:中谷)。1943年生まれ、東京都出身。61年に文学座附属演劇研究所に入所、芸名「悠木千帆」とし、女優活動をスタート(77年、「樹木希林」に改名)。64年、森繁久彌主演のテレビドラマ『七人の孫』にレギュラー出演、一躍人気を博す。66年、津野海太郎らと六月劇場を旗揚げ。また、同年、テレビドラマ『とし子さん』に主演。以後、『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『ムー』『夢千代日記』『はね駒』『向田邦子の恋文』などのテレビドラマに出演。また、富士フィルム、ピップフジモト「ピップエレキバン」、味の素「ほんだし」などのテレビコマーシャルに出演。00年代以後、映画出演が増え、「歩いても 歩いても」( 08)、「わが母の記」(12)、「そして父になる」(13)、「神宮希林わたしの神様」(14)「あん」(15)「モリのいる場所」「万引き家族」「日日是好日」(18)などに出演。「人生フルーツ」(17)『転がる魂 内田裕也』などドキュメンタリー作品のナレーターも務めた。企画・出演をした映画「エリカ38」(19)が遺作となった。夫はロックンローラーの内田裕也、長女に作家の内田也哉子、娘婿に俳優の本木雅弘。2018年9月15日に逝去、享年75。

「2019年 『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

樹木希林の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×