システム運用アンチパターン ―エンジニアがDevOpsで解決する組織・自動化・コミュニケーション
- オライリージャパン (2022年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873119847
作品紹介・あらすじ
開発者の多くが働く最先端でない環境でDevOpsの手法を導入する方法を紹介
組織構造を大幅に変更する柔軟性がない場合に、チームにDevOpsを導入するための方法を示します。権限を持たない一般のエンジニアを対象に、ソフトウェア開発を良くしていくために必要なDevOpsを取り入れる具体的な行動プランを解説します。アンチパターンを具体的なストーリーとして紹介し、そのアンチパターンがなぜ問題なのかを詳述します。
感想・レビュー・書評
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心当たりがあるような、聞いたことあるキーワードをいくつも見かけたような。
まだまだ理解が足りないけど、ログの書き方(IDを付与してその一行だけで意味をわからせる)に関しては激しく共感できた。デプロイ頻度を増やすこと、ポストモーテム実施はたしかに進めたほうがいいと思った。
176冊目読了。
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DevとOpsがはっきりロール分けされているような組織という前提のもとに、システム運用におけるアンチパターンをいくつか紹介している本。
個人的にはあるあるだよねーと思うことしきりで、特に新しい何かを得ることは出来なかったように思う。経験の浅い人が読むと得られるものがあるかも。 -
リアリティのあるモダンなシステム運用とDevOpsの主にソフトスキル面を学べる良書
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思ってたより手広いテーマに見解を述べていて面白かった。もうちょい手を広げる余地があるんだなと視野が広がった感じがした
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純技術書というよりは、チーム行動やマインドといったソフトスキルが中心。
後半は特にその傾向が強く、付箋ポイントも多かったです。個人的良書でした。 -
僕自身はコーディングと関わりが薄い仕事なので、興味を持って読めたの部分は少なかった。
そんななかでも、後半のインシデントへの向き合い方や、小さなデプロイの習慣化は自分の考え方を補強してくれたと思う。まさか、面接のノウハウまで言及してるとは思わなかった、笑。 -
後で記載
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英語原文特有の言い回しもあり、正直なところあまり読みやすくはなく、読むのに非常に時間がかかった。
一方、「こういうシチュエーションはあるなあ」というところは多く(そこから自分の経験を振り返り始めてしまってさらに読むのに時間がかかってしまったのだが)、内容についてはかなり参考になった。
まだ自分の中で消化し切れているとはいえないので、少し時間をおいたらもう一度読み直してみるのがよさそう。 -
「システム運用」からは外れるように感じるテーマも取り扱われているように感じたが、一読しておいて損はない内容でもあると思う。
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効率や品質の低下、問題発生に起因する悪い習慣や間違いとその対策を提案してくれています。
上記の悪い習慣や間違いを改善するためには、DevOps(開発と運用の連携)の原則や実践を取り入れると良いよというのがこの本の主張です。
ちなみに、DevOpsの原則には、コラボレーション、自動化、継続的改善、顧客中心の行動、目標を念頭に置いて作成する などがあるそうです。
具体的な仮想事例をベースに各章が独立した構成になっているので、気になる章を読むだけでも価値はあると思います。
また、DevOpsを詳しく知らなくても読むことで得られる学びはあると感じました。