WTF経済 ―絶望または驚異の未来と我々の選択

  • オライリージャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784873118598

作品紹介・あらすじ

米O'Reilly Media社のファウンダー兼CEOであるTim O'Reillyの初めての著作。「オープンソース」というアイデアによってテクノロジーが大きく変化し、そのテクノロジーが経済や政治を大きく変えていった、ここ20年ほどの過程を振り返り、さらに「オープンソース」、「プラットフォーム」そして「アルゴリズム」というテクノロジーの世界に由来する考え方を、ビジネスや政治などをより人間的なものにするために役立てるための提言を行います。

感想・レビュー・書評

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  • 大変大きな問題とその解決方法について語ってある本である。この本に書かれているような未来が来ると良い。

  • 331

  • とにかく必読。今を切り取った本なのですぐ読んだ方がいい

  • 日経新聞掲載2019427

  • ●1企業でなくプラットフォーム
    ●UVERの場合、まず車を呼ぶ。運転手はすでに私の顔も名前も知っており、2人の電話は一緒に移動する。UVERはGPSにより、私の支払うべき金額を知っている。そして自動的に課金する。目的地に到着して車を降りるだけで「支払い」終わる。それが支払いの未来だ。iPhoneはひ接触型読取機に近づけて指をタッチIDに載せるなんてのは未来ではない。
    ●お金はガソリンのようなものだ。注意してないと道端で止まる羽目になる。が、成功した事業や良い人生というのは、ガソリンスタンド巡りではない。

  • オライリーさんが、意外とペップトーク。熱い。アメリカが楽天的に技術で夢見ないでどうすうだよ。的な。やっぱ、hippie, whole earth catalogの流れのカリフォルニア技術信じるんだ魂すごい。

  • WTF?
    What’s the Future and Why it’s up to us
    What the Fuck! ;ヤバイ

  • 東2法経図・6F開架:KW/2019//K

  • 【書誌情報+内容紹介】
    著者:Tim O'Reilly
    訳者:山形 浩生
    定価:2,592円 (本体2,400円+税)
    判型:四六
    頁:556頁
    ISBN:978-4-87311-859-8
    発売日:2019/02/26
    発行元:オライリー・ジャパン

    テクノロジーの世界のビジョナリー、Tim O’Reillyの初の著作!
    米O'Reilly Media社のファウンダー兼CEOであるTim O'Reillyの初めての著作。「オープンソース」というアイデアによってテクノロジーが大きく変化し、そのテクノロジーが経済や政治を大きく変えていった、ここ20年ほどの過程を振り返り、さらに「オープンソース」、「プラットフォーム」そして「アルゴリズム」というテクノロジーの世界に由来する考え方を、ビジネスや政治などをより人間的なものにするために役立てるための提言を行います。
    https://www.ohmsha.co.jp/book/9784873118598/


    【メモランダム】
    サポートページ
    https://cruel.org/books/WTF/


    【目次】
    はじめに WTF経済

    I部 正しい地図を使う

    1章 未来をいま見通す
    韻に聞き耳を
    名前に何の意味が?
    見ているものは地図か、それとも道か?

    2章 グローバルブレインに向けて
    ウェブ2.0
    プラットフォームとしてのインターネット
    集合知性を活用
    データこそが次の「インテル入ってる」
    ソフトウェアリリースサイクルの終わり
    ベクトルで考える
    ツイッターは非プログラマーにも可能性をもたらす

    3章 リフトとウーバーから学ぶ
    ミームの地図
    ウーバーとリフトのビジネスモデル地図
    戦略的な選択をする
    次世代経済のビジネスモデル地図

    4章 未来はひとつではない
    考えられないことを考える
    魔法のようなユーザー体験:現在を新鮮な目で見直す

    II部 プラットフォーム思考

    5章 ネットワークと企業の性質
    プラットフォームの進化
    物理世界サービスのためのネットワークプラットフォーム
    なじみのものにばかり注目
    厚い市場の構築
    中央集権vs.分散化

    6章 約束で考える
    プラットフォームは常にアプリケーションを打破する
    組織構造としてのソフトウェア
    あなたたち全員アプリケーションのなかにいる

    7章 プラットフォームとしての政府
    政府2.0の新しい地図
    セントラルパークとAppストア
    統治するプラットフォーム、政府のためのプラットフォーム
    コード・フォー・アメリカ
    アプリから運用へ
    アメリカデジタルサービス局

    III部 アルゴリズムの支配する世界

    8章 魔神の労働力を管理する
    データの理不尽な有効性
    ジェットエンジンからロケットまで

    9章 「熱い情熱は冷たい理性を蹴倒すのです」
    規制再考
    将来の規制におけるセンサーの役割
    監視社会
    規制と評判との衝突
    継続的な部分雇用の世界における労働者

    10章 アルゴリズムの時代のメディア
    アルゴリズム的モグラたたき
    真実とは何か
    疑念の余地
    意見相違の問題
    長期的な信頼とマスターアルゴリズム

    11章 スカイネット的瞬間
    人工知能3種
    集合知性のつまずき
    システムの設計がその結果を決める

    IV部 未来は私たち次第

    12章 ルールを書き直す
    経済学の「法則」
    見えざる手
    正しい質問をする

    13章 スーパーマネー
    ベンチャー資本なしで事業を育てる
    デジタルプラットフォームと実体経済
    価値創造を計測
    物干しひものパラドックス

    14章 職がなくなる必要はない
    機械のお金と人間のお金
    世話とシェア
    巨大で美しいアート市場

    15章 人間を置きかえるより拡張しよう
    拡張された労働者
    機会へのアクセス
    学習:拡張の王道
    自分の時間にやる技術
    引きの力
    拡張現実とオンデマンド学習の未来
    学習と社会資本

    16章 重要なことに取り組もう
    1 自分にとってお金より重要な何かに取り組もう
    2 捕捉するより多くの価値を創り出そう
    3 長期的な見方をしよう
    4 明日には今日の自分よりもよい自分になるべく頑張ろう
    堅牢な戦略の構築
    職ではなく仕事
    私たち次第

    謝辞
    訳者解説

    索引

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