マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部
- オライリージャパン (2014年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784873116594
作品紹介・あらすじ
本書では効果的なマイクロインタラクション-ひとつの作業だけをこなす最小単位のインタラクション-の意味、有効性、デザイン手法を学ぶ。マイクロインタラクションを「トリガー」「ルール」「フィードバック」「ループとモード」に分解して豊富な実例とともにていねいに解説し、さらにプロトタイプやドキュメント作成、テストといった実践的な手法も紹介。
感想・レビュー・書評
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サンプル画像がたくさんあって分かりやすかった
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UI/UXを考える際の手順、必要な概念を整理しながら例示を行ってくれる良本。
事例より先に体系的に考えたい人には特におすすめ -
マイクロインタラクション=最小単位のインタラクションの積み重ねが「愛される製品」と「許容範囲の製品」の違いを生むというのは納得。より良いマイクロインタラクションの組み立て方が、トリガー、ルール、フィードバック、ループ、モードに分割して説明される。最後の方にあったユーザーテストや定量的な分析でのマイクロインタラクションの評価方法も使えそう。
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大事なのは、おもてなしの心。
でも、この設計はいちばん後ろに持って行かれがち。 -
細部に宿る神の話。
アイデアは複数の問題を解決するをじでいく内容。
コントロール可能な作る側のルールが特に注目と感じた。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784873116594 -
ソフトウェアアプリケーションから家電までどんなものにも含まれている、「ボリュームを調節する」「ボタンを押すと洗濯が始まる」といったような最小単位のインタラクション(マイクロインタラクション)を設計する際に考えるポイントが書かれています。
読んでみると当たり前ではと思うこともありますが、これまでなんとなくいいと思っていたようなこともひとつの大枠として示してくれているので、GUIを考える上での基礎にいいと思いました。 -
製品を構成する機能単位に分解し、目的・役割を明確にしたマイクロインタラクションとして洗練していくデザイン指南本。UI/UXのTips集というよりは、マイクロインタラクションを創っていく手順や考え方が中心。simple is bestをどう実践していくか、のフレームワークの1つだと解釈した。
6章の実例は、文章だけで理解するのは辛い。あと、アクセシビリティについて少しくらい言及して欲しかった。例えばラベルのないアイコンであっても、スクリーンリーダーに対応させる必要がある。