- Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872907889
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
数学
-
171125 中央図書館
タイムズの数学コラムのアンソロジー。古いやつも新しいやつも混じっているが、通読すると、数学という分野が、社会一般にはどう投影されて見えているのか、また、世界の構造と日々の社会の営みを理解しようとする試みにおいて数学がどのように登場するのか、おぼろげに見えてくるような気がする。 -
請求記号 410.4/Ko 55
-
日経サイエンスの「サイエンス考古学」を数学に絞った感じ。
フェルマーの最終定理が、ポアンカレ予想が、4色問題が解かれつつあるまさにその当時の興奮と混乱。
ノイマン型コンピュータが「予言」され、カオス理論が、RSA暗号が「提唱」された当時の雰囲気。
科学の最前線は常にホットだ。
「なんか古い話してるなぁ」と思うと1970年代の話だったりするので、記事日付が文末にあるのはいただけない。 -
これを数学書と思うのは間違いで、数学に詳しくないであろう一般人に新聞がコラムの形で伝えた歴史書と考えるべきもの。
だから、その当時、最先端の知識がどのように伝えられたのかを見ると、その書き手の努力・工夫がうかがえる本となっている。