12歳までの読み聞かせが子どもの「地頭」をつくる!

  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872907551

作品紹介・あらすじ

賢く、優しく、幸せに…そんな親の願いが叶う本!

どんな早期教育より、一冊でも多い「読み聞かされ」体験!
子どもの将来のために「何か習い事でも…」と焦る親に、お金もかからず、知力・自立心の土台をしっかり作る方法を紹介。学力だけではなく「心の教育」の必要性も叫ばれる今、一番求められる子育て・教育の本。

感想・レビュー・書評

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  • ふんふんと読めるところとうーん…となるところと。
    超対話型読み聞かせは私はあまり…読み聞かせしながらいちいち子どもに質問したりするってことでしょ。
    このブタさんとこのブタさんどっちが好き?とか、なんで大きさが違うんだろう?とか、話の腰を折りまくって何がしたいんだか分からなくなっちゃうんじゃないかしら。

  • 「12歳まで」という部分に興味を持ち読んでみた。

    内容的にはあまり新しい事は書いてなかったし
    もしまだ子供が小さな時にこの本を読んでいたら
    しんどくなっただろうなーと思う。

    著者が実践していた事はすごいと思うけど、
    十分な時間と心の余裕がなければ同じような事は出来ないだろう。

    我が家も娘が10歳になった今でも読み聞かせはしているけれど、単純に私が読んでみたい本を読んでいるだけだし、
    読み聞かせは子育てをしている中で1番楽しい時間だから
    続けてるだけで、この本に書いてあるようなすごい理想とか責任感は全くない(汗)

    ただ、後書きに書いてあった

    子育てで難しかったことは、息子の問題ではなく、私たち親が人間として成長することであった

    には深く頷いてしまいました。
    こんなにすごい人でも同じなんですね!

  • 読み聞かせが「いいこと」だと知っていますが、「子どもの頭をよくするために読み聞かせをする」というのは、個人的にはどうかな? と思います。
    この本には、子どもに読み聞かせをするときに、「たくさん質問しましょう」や「たくさんおはなししましょう」とありますが、そんなことをしたら、落ち着いてお話の世界に入れないのでは? と思いました。
    個人的には、読み聞かせは、「子どもの頭をよくする」などの目的を持ってするのではなく、単純に子どもと本の世界を楽しんでほしいと思っています。

  • 読み聞かせは自分で本を読むようになるまで、と考えていたけれど、そうでもないみたい。

    本を通して、不思議に思う、考える、興味をもつ、話し合う、体験する、深める、広げる。

    親と子のコミュニケーションとして、そのおまけとして、子どもの知識の底上げができたら良いなぁと思います。

  • 「人それぞれギフトが与えられていて…略」

    この言葉に著者の子供さんに刺さったようですが、私にも。
    子供が持っているギフトに気付けること、気付いていることがなければ当然言える事じゃない。

    追々に道元禅師の言葉を引用されており、妙に響きます。

  • 学校の勉強だけでは社会では通用しない
    考える力と夢の両方が必要

    読み聞かせ目標は年間1000冊

    対話型読み聞かせ
     おしゃべりしながら
    ネットワーク型
     知識と体験を実生活でリンク
     絵本から派生させたりまたその逆も

    読み聞かせにより目の前のものごとを奥深く様々な角度から見つめる練習をしておくことは、将来自立し社会に出ても現実をスムーズに把握し自分らしくいきる助けとなる


    いいことも書いてあるけど
    どうも読み聞かせの目的が
    頭のいい子にする〉絵本を読む楽しさ
    になってる印象で、一日30分以上など
    義務感を感じてしまいます

    まずは親子の楽しい時間を大切に
    読まなきゃ読まなきゃと
    義務にならないようにしたい

  • 【キーメッセージ】
    ・対話型、ネットワーク型の読み聞かせを12歳まで毎日30分以上の習慣化することで、文章理解力、集中力、表現力、共感力、自分で学べる力、深い思考力、知恵、多角的な視点、想像力、創造力を身につけることができ、興味を持つ心を養うことがでいる。

    【読み聞かせの重要性】
    ・子供たちが大きくなる頃、大学・企業が求めている人材とは「包括的に知的な人材」つまり勉強もスポーツもでき、社会性もありリーダーシップもとれ、ボランティアをし、社会貢献している学生。そのために、考える力と夢の両方を持つ子供に育てる必要がある。
    ・ヒラリー・クリントン「子供にとって両親は、人生で初めて出会う先生であり、家庭は学校である」
    ・毎日の音読は親にとっても学びになる
    ・本は親子のコミュニケーションのツール。読み聞かせを通して、何に興味があるのか、どのような疑問を持つのか、などを理解することができる。

    【超・読み聞かせ(パワーリーディング)の目的と方法】
    ・目的:高い知性と教養を持ち、深い道徳心と思慮深さを身につけて、他者のために尽くせる人間を育てること。世界の人とコミュニケーションをし、自分の考えを伝えることができること。学ぶことを好きにさせること。
    ・方法:
    ①年間1,000冊以上読む
    ②対話型読み聞かせ(ダイアロジック・リーディング):たくさん質問をしながら、制約のない会話をしながら
    ③ネットワーク型読み聞かせ:概念と体験・経験をリンクさせる

    【次々に芽生える学びの芽を見逃さないようにする】
    ・会話にならない年齢でも、どんどん実況中継して話しかける
    ・子供のなぜ、なにを見逃さないようにする
    ・日常生活の中にさまざまな教育のタネが転がっている。台所仕事などもどんどんさせる。
    ・子供に仕事をさせることで「自己効力感(セルフ・エフィカシー)」を養う:望む結果を得るために行動し、自分の力で達成できる自信が構築されていること

    【成長につながる褒め方】
    ・すごいすごいと褒めるのではなく、具体的にやったことを認めて褒めてあげる
    ・もっと欲しいという欲にはキリがない。自分のためだけに何か欲するというエネルギーを、他者と分かち合うために欲することにシフトさせる

  • 12歳まで読まないといけない理由書いてあったかな?読み飛ばした?という感じだが、読み聞かせをするモチベーションになる。また、読み聞かせ以外の内容(日常生活での子どもとの関わり方)もあり、親として気をつけていたことなど書かれている。教育本かな。

    印象的だったのは『ただ読み聞かせればいいのであればCDを聞かせていればいい。でもそうではない。親は子どもが何に興味があるのか、どのような疑問を持ち出したのかなどを理解できる』というところ。読み聞かせをしながら語り合うことで、子どもの成長を感じられるいい機会なのだと気づかされた。

    毎日たくさん読んでいると読めばいいか、になりがちだったが無心で読み聞かせするのは勿体ない。

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著者プロフィール

1962年生まれ。通訳・翻訳家、ライター。英文学博士の夫とともに子育ての実践の中で「超・読み聞かせ」のメソッドを完成させる。その後、「すべての子どもたちの可能性を伸ばしてあげたい」という決意のもとに、子どもの潜在的な能力を家庭で自由に、最大限に引き出すことを目的とするチルドレン大学を主宰する。また現在登録者13000人以上の音声付き英語絵本図書館と、親子向け英語教育教材をオンラインにて無料で提供する英語本.com(www.eigobon.com)なども運営。幼い子を持つ国内外の多くの母親らから、家庭教育のメンターとして信頼を寄せられている。著書に『子育ての魔法の杖 奇跡はもう起きている! 21世紀の早期教育』(文芸社刊)がある。

「2015年 『12歳までの読み聞かせが子どもの「地頭」をつくる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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