まってるまってる

著者 :
  • 絵本館
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本棚登録 : 362
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871100748

作品紹介・あらすじ

まってるまってる。 なんのぎょうれつ? まってるまってる。 いったい、なんのぎょうれつ?なんの行列か、わからないのに並んでしまう。そんなことって、あるかしら?

感想・レビュー・書評

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  • 「まってるまってる なんのぎょうれつ?」

    何の行列か分からないけれど、とりあえず並んじゃいます。
    すると食べ物の行列で、「わーお、ラッキー」とばかりに次々にパクパク。たこ焼き、ドーナツ、りんご…

    どうも、欲張りすぎたようでお腹がゴロゴロ…
    冷や汗をかきながらトイレに並ぶ人たち。
    めちゃくちゃ切羽詰まってます。
    こんな時でさえ、ちゃんと並んでえらい!
    間に合ってよかったね~!

    個性的なキャラクターたち、ページを進めると少しずつ変化していく姿が楽しいです。

  • 誰もが一度は体験したことのある 長い行列 
    みんなは何かを待っている
    たいてい お目当ての楽しいことのために 並ぶのだが。
    待っている面々もおもしろい
    くまや猫や鬼やおばけやだるまや・・・・・・

    文章は短いが 絵をよ~く楽しめる1冊

  • チーター大セールのチーターが並んでるのがいいわ。

  • 食べ過ぎた人たち、トイレに並んでいるあいだに間に合わなくてバクハツしちゃうんぢゃないか、とドキドキしました。

  • クマやおばけや鬼がならぶ行列の合間に、普通のおばさんや野球少年がならんでいて…めっちゃシュール。
    密かに変化していくみんなの体型に気づいたら、もう前のページに戻らずにはいられない。
    最後はスッキリより切羽詰まった感に思わず力が入ってしまうw
    読み終えた直後親子で無言になってヘンな間ができてしまった。「…」の後「(こ)わ~い」と怯える2歳6ヶ月の怖がり息子、シュール初体験w

  • まつてるまつてる なんのぎょうれつ?
    たこやきドーナツりんご
    さいごのながーいぎょうれつは・・・?
    相変わらず、高畠ワールドです。

  • 最高!
    面白いキャラクターと、豊かな表情と、馬鹿な話。
    これぞ高畠那生、という作品だと思う。最高です!

  • まってるまってる、何を待ってるの?
    長い行列、ドーナツやさんでドーナツ。
    たこ焼き屋さんでたこやき、リンゴの木の下でりんご。
    最後はお腹を壊して、トイレに長い行列。
    動物や、鬼や、幽霊やおじさん、おばさん行列に並んでいる人の表情や、しぐさもじっくり眺めるととてもおかしい。
    箸休めの一冊です。

    平成28年2月9日(火)  4-1
         2月23日(火) 5-1

  • 消費し続ける現代社会への風刺でしょうか(笑)

  • [墨田区図書館]

    あまり脈略がないお話です。最初の行列がたこやきだったので屋台かな、と思ったら次はドーナツ?最後の行列では"間に合う"のかとひやひやさせられました。

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著者プロフィール

高畠那生(たかばたけ・なお):岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒業。絵本作家。2003年に『ぼく・わたし』(絵本館)でデビュー。『カエルのおでかけ』(フレーベル館)で第19回日本絵本賞受賞。『うしとざん』(小学館)で第68回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、第70回小学館児童出版文化賞受賞。

「2023年 『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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