うみのむこうは

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  • 絵本館
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本棚登録 : 245
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871100359

作品紹介・あらすじ

うみのむこうへの思いが胸いっぱいにひろがり、豊かな想像力が生まれます。こころがふるえる、そんな絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 海の向こうに想いを巡らせる。
    確かに海は広いもんなぁ。
    海なし県の私には憧れしかない海だもんなぁ。
    海に行ったらテンション上がって水平線みて物思いに耽る暇もないもんなぁ。
    毎日水平線を見られる環境だったらそんな事思ったりもするのかも。

  • 五味太郎はいったい何冊の本を出版しているのだろうか。
    そのうちのほんのひと握りしか読んだことがないけれども、おそらく本作は五味太郎ベスト5には入る。

    波打ち際にひとりの少女が立っている。
    その少女が、水平線に区切られた空をスクリーンにして、海のむこうにあるものを想像する。

    なんてロマンティックな設定。
    でも五味太郎がいいのは、基本、さめているところ。
    このバランス感覚がよい。

    また彼のエッセイが読みたくなってきた。

  • うみのむこうへの思いが胸いっぱいにひろがり、豊かな想像力が生まれます。こころがふるえる、そんな絵本です

  • 何回読んでも好き。
    海の向こうには何があるのか、子どもの頃に何度も考えた。海のむこうにも町があって、人がいて、海があって…知識としては当たり前のことだけど、時々不思議な感じ。

  • 海を見つめながら、その先にある世界を想像します。
    畑、街、遊園地、たくさんの友達、動物、氷の国・・・ そして、向こうの砂浜で同じようにこちらを見つめている子を思い描き、行ってみたい、と思いを馳せる。
    手前にはいつでも海が横たわり、その向こうには無限大の自由な想像が展開されて迫力満点。文のリズムもよく、心が大きくなるような、すがすがしい素敵な絵本です。

  • 《本屋》【再読】海の向こうは、楽しいなあ。

  • 好き。

  • うみのむこうにあるものを少女が色々と空想していくお話。
    淡々としているんだけど、世界の多様性を感じさせる内容です。

  • 海の向こうはどうなっているのかな、と女の子が色々と想像する。
    船がたくさんあるのかな。
    町があるのかな。
    小さい家がたくさんあるのかな。
    子供たちがたくさんいるのかな。
    怪獣がいたり、おばけがいるのかな。
    もしかしたら、向こうの砂浜でも女の子がこっちを見ているのかな。

    見えない海の向こうに想像が膨らむ。

    地平線のあたりを一艘の船が右から左へだんだんと進んでいるのが、手前側の唯一の違い。
    時間の経過が分かる。

  • 五味太郎的な色使いが好きです
    特に紫がね☆

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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