ドリーム―成功者が教える魂の富の作りかた

著者 :
  • 飛鳥新社
4.08
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318274

作品紹介・あらすじ

不労所得を手に入れるためにはどうしたらいいの?人生の師に学び、成功者への入り口に立ったあの日から6年後、主人公の卓也は身内からの予期せぬ裏切りに遭う。そこで手を差し伸べてくれた2人の救世主によって卓也の人生はまたも大きく変わっていき-。前作『CHANCE』の世界を更に大きく広げ、資産を築く方法「不労所得」についてわかりやすくレクチャーした、感動の「ハッピー&サクセス」小説。

感想・レビュー・書評

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  • 小説なので、ビジネスのみならず人生に大切なことがストーリーの中で自然に学べるので、私みたいにビジネス本に免疫のない人には読破しやすいと思います。

    『CHANCE』ではお金の自由を手にいれるまで、『 DREAM』では、時間の自由を手にいれるまでが描かれています。
    不労所得を得るために、湯沢という成功者に導かれて、困難を乗り越え成長していく姿を描いた物語です。


    卓也は、成功者湯沢から不労所得のための10のルールを教わります。

    資産地図を描くことの重要性やその書き方を教えてくれたり、
    投資信託の賢い選び方、投資用物件の選び方、両者のメリットやデメリット、
    また資産運用アドバイザーを紹介してくれたり、
    経営者が投資で成功するには、投資の専門家になることではなく、専門家の人脈を持つことだと気づかせてくれました。

    主人公卓也と一緒に学ばせてもらいました。

    不労所得を手にいれるための知識や考え方だけではなく、
    心の声を聞く方法を教えてくれます。
    自分自身で封じ込めていた感情を解き放って、自分の行動の本当の理由を知ることができるんです。
    本当の理由を目の当たりにするのはショッキングで辛いのですが、解き放つことで自由で爽快な気持ちになれるのです。
    卓也はずっと父親に認められていないと感じていて、でもそれを認めてしまうととても悲しいので、心の奥に閉じ込めていたのです。

    成功は感情を拡大するもので、喜びから成功を目指すと喜びが大きくなるし、
    怒りや恐怖から成功を目指すと、そのプロセスにも怒りやイライラが伴い、成功しても嬉しくない。

    自分も他の人間も誰でも光と影の側面があり、良い面も悪い面も合わせての一人の人間であり、
    100%良い面の人間はいないのだから自分の悪い面も自身で認めて、
    そして他の人間の光と影を両方見ること、ありのままの自分とありのままの他人が見えるようにすることが大切だというところ。自分はできれば100%良い人間でありたいけれども、よくない面も合わせての自分を受け入れることができていれば、他の人のありのままを理解できる。普段の人間関係にも意識してみればもっと良くなるんじゃないかなと感じました。

    あと印象的だったのは、
    常に周りの人の成功を手伝うこと。
    出会った相手が何か困ってることや解決したいことがないか気にするようにして、できるだけ力になってあげること。

    見返りを期待することなく、
    1を与えて1が返ってくると思ってはいけない、
    100の種を蒔けば、何年後かにたった1つが返ってくる。大きく育って。

  • ストーリー2作品目。こちらも読みやすく、本が苦手な私でもあっという間に読み終わってしまいました。

    不労所得には元々興味があり、投資などもしていたので、「ここでも同じことを言っているな、ふむふむ」という感じでした。不動産に関してはいい物件ってなんだろうと悩んでいましたが、本書を読んでも難しいですね。そこまでの時間的な余裕がないけど、ある程度の不労所得に向けては不動産投資は気になるものです。

  • 先が気になりどんどんと読み進める。
    投資などの知識がうまくちりつめられたサクセスストーリー。

  • 自分用

    リアルな経営者、不労所得者の人生が書かれていた。

    やはり、人脈が大事だなと思わせてくれるとともに、なぜ不労所得が欲しいのかをもう一度考え直してみることも必要かも。

    今は、あればいいなくらいだな。

  • 仕事だけに偏っても、人生においての成功は手にすることはできない。第2ステージに進んだ段階での、悪魔の囁きは、とてもリアル。お金に目が眩んで、本来やるべき事が見えず、また遠慮して修正する道を逃していく。
    お話し全体を通して、メンターの重要性を学んだ。

  • 人生を成功させるため、夢を叶えるための成功者の考え方をストーリーに基づいて書かれた犬飼ターボ作品の第二弾。

    前作「CHANCE」で弓池との出会いにより成功を手に入れた卓也が自身の考えから堕落し、そして這い上がっていくことが書かれているのですが、非常に人生を生きていくうえで大事なことや不労所得を得るための株や投資信託などの金融商品や不動産に関することも書かれていて、ストーリーを楽しみながら勉強することができました。
    またサラリーマンと経営者の違いについても本書を読むことで深く知ることができました。

    清志の裏切りや石田の横暴に振り回されながらも成長していく卓也に移入し、自分のことのように読んでいました。
    前半と後半で卓也の気持ちが変わり、そして周りも変わり、環境が変わっていくところは凄く素晴らしいものでした。
    湯沢の教えにあることを自分の人生でも活かして色々な人と成功を分かち合いたいと感じた一冊でした。

  • 知人の薦めで。
    チャンスに次ぐ二冊目の読了だけど、主人公が失敗するところが特に勉強になる。今回起こった事件の部分は本当にどきどきした。
    預金だけだと価値が目減りする/複利の力をつかう/頻繁に様子を見なければいけないものは「仕事」/実質利回りを考える/賃貸などでよさそうな物件を探すのは楽しそう/ニーズの合致点という考え方/勝手に決められると反感をもつので、相談するスタンスで臨む/不奪の心/濁のない人はいない/たくさんの苦労をした人ほど痛みを思いやれる/関わる人が多いからこそ、計画をたてる/自分の暗闇を隠さない/世界の調和を考える

  • ターボさんに会ってからの、ターボ熱で読んでしまった。夜中まで夢中になれる本は久しぶりだ。気付くとこんな時間だ。(現在AM5時)
    経営がうまくいっていない主人公が、メンターに教わりつつビジネスの成功について学んで行く。。。。

    という話に加えて、生きて行く上での幸せはビジネスの成功の延長線上に必ずしもないという事に気付かされました。本書のテーマだと感じたのは不労所得。不労所得における考え方が楽しく学べる素晴らしい本だと思いました。

  • 不労所得を体系的に説明してる珍しい小説。
    複利の魔法はたしかに人類の偉大な発見の一つ。

    あと、人を幸せにしない儲けも書いてます。
    人の心理に付け込み、人を動かします。

    いい本ですね。

  • 「CHANCE」の続編です。
    主人公が成功したその後です。
    とても面白い成功小説です。
    読んだ後何か「じん」とくるものがあります。

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著者プロフィール

成功小説家。24歳で企業家として独立。数々の成功と失敗を重ねながら、28歳のときに立ち上げたマーケティング会社が1億円の売り上げを超える。しかし、世間で言われる成功(収入、地位、名誉、時間)を手に入れたものの“完全に満たされた幸せ”は感じられなかった。その後、友人の勧めで受けた心理カウンセリングで、成功と幸せは違う軸で存在することに気づき、それを伝える小説を書くことを決意。成功と幸せを両立させるハピサク(ハッピー&サクセスの略)のエッセンスを盛り込んだ作品を精力的に発表している。著書に『CHANCE』『DREAM』『TREASURE』『天使は歩いてやってくる』(飛鳥新社)、『星の商人』(サンマーク出版)、『オレンジレッスン。』(徳間書店)がある。

「2014年 『仕事は輝く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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