大人も知らない? ふしぎ現象事典

制作 : 「ふしぎ現象」研究会 
  • マイクロマガジン社
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感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867161593

作品紹介・あらすじ

「勉強しなさい」と言われると、したくなくなる現象には名前がある。大人も知らない意外な知識が満載の、オモシロ雑学事典!

感想・レビュー・書評

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  • いろんな "ふしぎ"があるけど、こんな現象にも名前が付いているのですね。

    ・左の鼻詰まりが治ったら、右の鼻詰まりが始まった。
    ・同じ漢字を書き続けていたら、途中から漢字の正しい形がわからなくなった。
    ・向こうから来た人をよけるのに、互いに同じ方向によけてしまい、何度もぶつかりそうになる。
    ・眠れない夜、部屋で「シーン」という音が聞こえる。
    ・何かの音楽が頭の中で再生されて止まらない。

    ヨシタケさんのイラストも相変わらず楽しめる。
    「期間限定」希少性の原理のイラストの女性のセリフなど、言われた男性は焦っちゃうかも。

    ネタバレになるので、レビューはあまり書かない方がよさそうですね♪

  • ヨシタケさんの絵に惹かれてついつい借りてみました。小学生の息子も楽しんで読んでいました。

    色々な現象(あるある)について名前がしっかりあることに小さな感動です。

    「教室が急にシーンとする」確かにあったなぁ。

  • この世の全ての現象には名前がある。我々は知るべきでしょう。知って自慢すべきでしょう。
    でも全部覚えられないので一つだけ…。一番カッコいい<ファントム・バイブレーション・シンドローム>!何かの必殺技みたいですが…。実はこれケータイが着信してブルブルしていると思ったら気のせいだった現象。(≧▽≦)/(ちなみに自分はよく起こります)
    * *
    ここに載っていないもので知っているものあります。(自慢タイム)例えば、プルースト効果。
    匂いを嗅ぐことで、記憶が呼び起こされる現象だそうで、フランスの作家マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』という小説に出てくることから付けられたようです。
    青木まりこ現象もそうですが、このように新たな発見があれば自分の名を後世の残すこともできるのです。
    我々は発見するべきでしょう。発見して名前を付けてもらうべきでしょう。(…でも誰に?)

  • ヨシタケシンスケさんの絵にひかれて、手に取った。
    身の回りで起こるさまざまな現象に名前がちゃんとついていることにビックリ。

    青木まりこ現象。
    うちの子どもも、本屋さんや図書館へ行くと必ずトイレに行きます。

  • ていうか、よく起こる現象には名前があって
    それに解説とヨシタケシンスケさんの絵。

    よく聞くのは「燃え尽き症候群」「ピグマリオン効果」「火事場の馬鹿力」など。

    他に「現象は知ってるけど、そんな名前ついてるのかー」みたいなのとか、「ああ、言われてみるとそういう現象あるかも」というのとか。

    全然知らないのが猫のこと。飼っていないので。
    だから一つの例として書きます。

    「うちの猫が、くつ下のにおいを嗅いだあとに変な顔をしていた…ナンデ?」

    それは…「フレーメン反応」
    動物は無表情で笑ったりはしませんが、猫などが口を開けてくしゃみの前のような顔をすることはあります。これは、同じ種類の動物同士で情報を伝え合うにおい物質「フェロモン」を嗅ぎ分けるヤコブソン器官という部分が反応して起こるのです。この現象を「フレーメン反応」といいます。人間の汗にはフェロモンに似た成分が含まれているので、くつ下のにおいを嗅いだ猫は反応してしまったのでしょう。

    ふしぎ現象コラム…ちなみに、人間はヤコブソン器官が退化してしまっているため、「フレーメン反応」は起こりません。人前で変な顔をせずにすむので、退化して良かったかもしれません。

  • あるある!って現象一つ一つに名前があって、それにたいするヨシタケさんのイラストが絶妙にマッチしていて面白かった!
    でもこの名前読み終わったら忘れちゃう

  • 日常生活で誰しもが体験する〝あの現象〟について学べる事典。
    現象の名前ってかっこよくて大好きなので、私にとっては「待ってました!」という目から鱗の一冊でした。覚えたいなぁ。子育てにも有用そう。

    大人になった今でこそ、誰にでも起こり得る現象なんだってわかるけれど、子どものときはとにかく不思議だよね。
    シミュラクラ現象は本谷有希子さんの小説で初めて名前があるって知って嬉しかった。
    自分だけじゃないんだ!って知ったときの驚きと安堵、あれってすごく貴重な気づきだったと思う。それだけで世界が開けたのを憶えている。
    不思議な体験がとうに解明されて名前までついていると知ったときの、あのカタルシスめいた高揚にも名前があるような気がする。

  • 56個もの不思議現象を解説。
    ヨシタケシンスケ氏のほのぼのとした絵がいい。
    〇〇効果の説明をしているが、中身は見開き2頁でカラーイラストいっぱい。
    楽しみながら心理学用語などが解説される。

    確証バイアスのように、普段から聞く言葉もある。(考える癖のこと)
    ラムスデン現象は、ホットミルクのあれ、あれ、あれ…?言いかけて忘れちゃったよ(TOT現象)
    ナチュラルハイは和製英語だってさ!
    かと思えば社会学で出てきたアンダードッグ効果、権威主義的パーソナリティとか…。
    これ、公務員試験に出ますから!絶対!
    ほら、あっちにもこっちにも人気の問題なんですって!…じゃあ勉強しておこうかな(バンドワゴン効果)

    子供でもわかりやすく、大人も楽しい。
    興味の先を広げられそうな本だ。

  • ヨシタケシンスケさんの絵で買った感じです。内容は知らなかったこともあったけど、けっこうな割合知ってる話で絵が面白かったので★2くらいかなぁ?と思います。

  • ヨシタケシンスケさん、イラストの本。よくある現象なんだけど、これはなんという現象?というもの達を集めたもの。
    天井の木目が人の顔に見える、とか、温めた牛乳に膜が張るとか…
    これらの現象には名前がある。解説されているイラストも、ほのぼのして、とぼけていて、楽しい。

    青木まりこ現象、イヤーワーム、ジャネーの法則が個人的には面白かった。つくづく人は物事に名前を付けたがるものだと思った。

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