買いものは投票なんだ

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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866809007

作品紹介・あらすじ

「買える」を「変える」を提案する、メッセージイラストブック

お母さん、お父さんへ
子どもたちの未来を少しだけよくする方法、EARTHおじさんと一緒に考えてみませんか?

著者からのメッセージ
もともと無関心だった世の中の問題に私が興味を持ちはじめたのは、わが子の出産がきっかけでした。
子どものためにできるだけ自然なものを選んでいく日々の生活の中、3・11の大震災が起こったのです。
守られるはずの命が守られないという現実に直面し、世の中への問題意識はさらに高まっていくことになりました。
添加物、農薬、放射能、化学物質、遺伝子組み換え食品、ワクチン、必要以上の薬……知れば知るほど、私たちの目の前にはたくさんの問題があることがわかってきました。
そして、子どもたちのからだは悲鳴をあげています。
「私たちはどうしたらいいのか?」
そんなことを考える中で、私たちの日々の選択(買いもの)と社会とがつながっていることに気づいたのです。
「買える」という行動を「変える」。
このことが、子どもたちの命や未来、そしてこの星を守っていくための方法なのではないか。そんな思いから、この本が生まれました。
本書が、昔の私のようにわが子のために何をしたらよいのかわからず迷っているお母さん、お父さん方が、「伝えたい」「動きだしたい」と思ってくださるアイテムになれば幸いです。
たくさんの人の一歩が生まれますように。
それが一人でも多くの子どもたちの笑顔につながりますように。 ほう

この本を手に取ってくれたみなさんへ。
この世の中にはたくさんの問題があります。
そしてその問題を解決しようと行動を続けている人たちがいます。
僕は8年前、西アフリカのギニア共和国で事業を始め、貧困と呼ばれる地域の現場を見てきました。
栄養失調のわが子を抱えながら物乞いをする母親。
ゴミをあさりながら今日の食事を手にする子ども。
どれだけ働いても抜け出せない、貧困という落とし穴。
そんな問題の根本に僕の生活スタイルが大きく関係していることに気がつきました。
一見、解決が困難に思える大きな問題も、もとをたどれば僕たちの“選択"の上にできている。
そうであるなら、未来を変えたいなら、自分自身の“選択"を変える必要があるのです。
遠い国の問題にかぎらず、僕たちの身近で起きている問題も根本はおなじ。
人の“無関心"が生み出すものだと僕は思います。
何を変えればいいのか、わからない。
何を伝えればいいのか、わからない。
この本は、おなじような思いを胸に抱き、ただ純粋により良い未来を望む仲間たちの助けになれるように、との思いをこめてつくりあげました。
だれもが自分の家族の、自分のたいせつな人の、そして自分自身の幸せを願っているはず。
そんなみなさんの助けになれば、これほど嬉しいことはありません。
本書を手にとっていただいたみなさんの人生が、光り輝くことを心より願っています。 藤原ひろのぶ

感想・レビュー・書評

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  • 地球の環境問題、食料問題等に対する啓発本。
    イラストも良かった。

  • 大人が読んでもナルホドとなる絵本です。

  • 気づきが多かった。
    深刻な内容だけれど、かわいい絵だし、すらすら入ってきた。

    わたし自身、子ども産んで体に入るものについて、
    以前に比べとても気を遣うようになったので
    とても興味深く読ませて頂いた。
    いつもならこの内容はけっこう好きな分野だから
    星5つなんだけど、、、
    あまりのめり込んでもいけなそうなので、遠目から。

    でも本の内容は、
    普段何も考えずに生きていたら気づかなかったことをたくさん気づかせてくれた丁寧に生きようと思った。

  • 買い物をすることで、何を選んでいるのか。地球を汚すものを選んでいるのは、なぜなのか、そこにどんな意味があるのかを問う本。洗剤は化学薬品満載のものを買っていないか?洋服は必要ないものまでつい買っていないか。食べ物はどうだろう。ひとつひとつ、お金を使っているその行為が、自分だけでなく、社会や地球やひいては子供達の将来にどんな影響を及ぼすか。それを考えながら生活して行かなくてはという思いを感じる。贅沢なことだけでなく、何気無い行動ひとつひとつに、しっかりとしたプリンシパルを宿すべし。

  • 地球を守ることは自分たちを守ることなんだと感覚で認識できる絵本。大人にも子供にもいい。

  • 化学物質って人工的につくったものもあれば、自然にできたものもあるし、アクリルたわしが自然素材に分類されていたりして、内容めちゃくちゃなとこあって気になった。
    パラペンじゃなくてパラベン。
    言葉の羅列だけで、知らない人が見たらそれがなんだかすらわからないと思う。調べるきっかけのキーワード一覧ってこと?
    農薬、遺伝子組み換え、ワクチンと同列に書くあたりがなんか違う。
    そもそも科学、自然が両極の善悪って話じゃないし。
    世に必要な内容だからこそ、きちんと書いてほしいなぁ。

  • これね、自然派の人がやたらとおすすめしてくると思うけど、読みやすいからぜひ見てやってよ。
    私なんかはひねくれ者なんでこれが出た時、耳にタコって思っちゃったんだけど。
    これは、あまり人を疑わないような善き人や真っさらな人間に、生き方は選択できるんだよって気づいてもらうための本。
    だからやさしい絵柄なんだね。

  • みんなが選べば、世界は変わる。

  • 配置場所:1F電動書架C
    請求記号:519||Ka 21
    資料ID:W0191636

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著者プロフィール

1980年 大阪府生まれ。特定非営利活動法人「NGO GOODEARTH」代表。大学卒業後、一般企業に就職するが3年で退社。社会のさまざまな問題に目を向ける中、“貧困"というテーマにたどりつく。ギニア、ネパール、バングラデシュで現地雇用を創出するための事業を展開。日本では月間200万PVを誇るサイト「健康のすすめ」の管理人として、全国各地で積極的な講演活動を展開している。尊敬する人物はマハトマ・ガンジー。

「2018年 『買いものは投票なんだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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