仕事は自分ひとりでやらない

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866801803

作品紹介・あらすじ

「助けを求める力」こそが最強のビジネススキルである!!

抱え込まず、助けを求めるスキル「ヘルプシーキング」の教科書。
★こんな人におすすめ
 ・人を頼れない、周りに甘えられない人
 ・仕事を抱えてしまいがちな人
 ・完璧主義、やるべきことを手放せない人
 ・チームの生産性が低く悩んでいる人 など。

感想・レビュー・書評

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  • 【人の力を借りれる能力こそタイムマネジメント力】
    本書では「ヘルプシーキング」ということばで、人の力を借りるスキルについて述べていましたが、
    ・人の力を借りるのが苦手
    ・自分しかこの仕事は進められないからやり切らないといけない
    ・人に迷惑をかけられない
    ・期限が迫っているけど終わりそうにない
    そんな状況を一度でも経験したことがある人はぜひ読んで欲しい一冊です。特に、組織人の方に読んで欲しいのですが、自分一人が仕事を止めてしまうことがチームや会社のパフォーマンスを下げるくらいなら、とっととヘルプを出して人の力を借りた方が良い。それくらいの感覚で受け取ると面白いかと思います。

  • その「仕事のやり方」ずっと続けられますか?

    「 業務が整理されていないため、自分でやるよりも依頼する方が、時間がかかる」

    「 助けてほしい」と思いながら、いざ助けを求めても「何に困っているか説明できない」、もしくは「どうして欲しいかが説明できない」

    「 甘い予測と判断の遅れ」

    「 誰が合わせるか」ではなく「チームとして終わっているか」。

    仕事への希望や期待
    仕事を頑張りたい。
    働く限りはやりがいを感じたいし、成長もしたい。
    仲間と良い関係を築きたい。
    プライベートも家族も大事にしたい。
    家族や大切な人に笑顔でいられる余裕を持ちたい。
    健康的な毎日を送りたい。

    管理職は「責任を一人で抱え込まなければいけない人」「誰よりも長く働き、メンバーをサポートしなければならない人」
    しかし、これでは誰もなりたくないうえに、当の管理職も辛すぎますよね

    ギリギリまで抱えてから助けを求める。
    もっと時間があればとれた選択肢が取れなくなってしまう。

    「ブラックボックス」をそのまま渡す

    オリジナリティあふれる完璧主義

    「やりたい」気持ちがある。一方で、自分に「できる」自信がない。「 キャリア面談の進め方を教えてほしい」など、できないところはアドバイスお願いする

    ポイントは、相手が「助けを求めたこと」を肯定すること。

    ミーティングの目的は 「A さんに解決策を聞かせること」ではなく「A さんが解決方法に同意し、行動できるようにすること」

    個々声をかけ、メンバーの業務上での「困りごと」をヒアリングしていく

  • 職場に、属人化した仕事をしている人がいて、他の人が助けられないような独自のやり方をしているのでぜひこの本を読んで、仕事のブラックボックス化をやめてほしいなと思いました。助けを求めることは悪いことじゃない、チーム成果に着目して活用して行けるヒントがたくさん散りばめられていて今後の役に立ちそうです。

  • 助け合える職場。

    心理的安全性とか言われてますが、具体的には、助け合える関係性、仕組みがあることと理解すると、心理的安全性のある職場づくりのために何をすればいいかが、見えてきます。

  • ヘルプシーキングは、チームで仕事をする上で、誰もが身につけるべきビジネススキルだ。
    ヘルプを求める力と聞くと、経験や能力が人よりも少ない、時間的制約があるなど、自分のやるべきことをやりきれない人が、助ける余裕のある人や能力が高い人に助けてもらうことをイメージするが、そうではない。ひとりが仕事を抱え込まないことで、無駄な時間を投じずに、最大の成果を得ることを目的にするものである。助けてもらいながら、挑戦し、成長するためのスキルである。
    私が学んだことを生かすには、まず、ヘルプシーキングについてチームメンバーに知らせたい。テクニックの部分をチームに取り入れていくなど。
    望ましい状態とは?をみんなで共有し、そのためにはどうしたら?を言語化できたらいいなと思う。
    好きでやりがいのある仕事を続けていきたい。それが、自分の問題意識だということも改めて認識した。私ができることはなんだろう。言語化力、論理的思考力などできることから磨いていきたい。

  • 大きくしくじった1年前に知りたかった。でも今知っても絶対有益なスキル。

    ヘルプシーキング
    ・周囲に適切に助けを求めるスキル
    ・判断軸「チームにとって何が望ましいか」
    ・ひとりでやる以上の成果を残すことができる
    ・自分もチームも効果的に成長できる

    平常時こそ大切!
    ①仕事のやり方
    情報共有/業務ルール・進め方/効率性
    ②仲間との関係の築き方
    チームへの貢献/自己開示/仲間に関心を持つ・信頼関係

    新しい(難しい)仕事を打診された時にも使える!
    ・自信がない、と断るとそこで思考停止してしまう
    ・「難しい」ことを洗い出す
    ・サポートやフィードバックをお願いする

    自分の課題
    ・仲間を思いやる余裕のあるコンディション作り
    ・境界線意識にとらわれない
    ・完璧主義をやめる、まずは動く(報連相)
    ・苦手な人でもフラットに接する
    ・すぐ取り掛かる、先延ばしにしない
    ・人目を気にしすぎない
    ・自学自習ではない学びに挑戦

  • 一人で抱え込まずチームに助けを求めることが自分のためにもなりチームのためにもなるというヘルプシーキングという考え方をまとめた一冊

    色々書かれているが言いたいことは至極単純

  • これを読む必要がある人は、それが出来ないから困ってるんだけど、て感じる気がする。

  • 仕事を自分一人でやりがちな私なのでタイトルに惹かれて読んでみました

    仕事を一人でやる人ほど、仕事ができないと書いてありました…。だいぶ、抱え込むことも減りましたがどうやら私は仕事ができないようです

    助けをもとめる事が苦手
    自分でやった方が早い
    上手く説明できない
    結果、一人で抱え込む。共通点は3つも当てはまりました

    仕事は助け合い
    助け合って、仲間、チームとして成長する

    改めてその大切さを教えてくれました

  • ヘルプシーキングという考えそのものは素晴らしいです。取り入れていきたいと思いました。

    ただ、文章の書き方が、自分にはとことん合わなかったです……。残念ながら。

    黄色の線が多過ぎます……。目がばちばちしてつらいです……。
    太字にするだけで十分です。まぁでも、その太字も多いので、何が大事なのかわかりづらいです。

    話がダラダラと続いているように感じ、読み進めるのがつらかったです。
    おそらく著者さんは、講演とかは得意なのでしょう。話すのはうまそうな気がしました。
    けれど、それを文章でやらないでほしいです……。「もう見た」と感じることをくどくど語られても、文章ではしんどいです。もっと読者を信頼してください。
    耳で聞くことばは流れていってしまう恐れがあるので、繰り返すのは効果的です。一方文章は、読者が戻って再度読むこともできます。そこまで書かなくとも大丈夫です、と何度も感じてしまいました……。

    テーマが良いだけに、書き方の合わなさには、本当に悲しくなりました……。


    (以下、読みながら綴った感想)


    2023/04/05 p.2-22

    p.18
    “誰かの役に立てている貢献実感、”
    わたしは、これのために働いています。人さまのお役に立つなら、自分が存在していても良い、と思えるようになりました。
    本当は、役に立っていない自分のことも、肯定できると良いのですけれど。


    2023/04/06 p.22-45

    p.26
    “「ひとりで抱え込む」という仕事のやり方や考え方が、自分にとって良くないどころか、チームの成果を無視した独りよがりの考え方だったことに気づいてしまったのです。”
    わぁ……某チームメンバーにお伝えしたいです……。


    2023/04/08 p.48-53

    2023/04/09 p.54-57

    2023/04/10 p.58-92

    2023/04/12 p.92-109

    p.93
    “「がっかりした顔や辛そうな顔」はできる限り抑えましょう。”
    (中略)
    “今は感情的にならず、事実に対し、選択肢を洗い出し、チームのためにベターな判断と行動をしていくのです。”
    表情を抑える必要があるのか疑問だったのですけれど、「冷静になって」ということなのですね。


    2023/04/13 p.110-152

    p.114
    “「考える仕事」の初期段階は、まず「30分だけ考える」ことをお勧めします。”
    この作業ができていないなぁと感じました。とりあえず進めてしまいます……。良くないですね。

    p.120
    “「誰かに話す」ことで言語化が進み、”
    話すことは大切ですよね。話しながら、自分で整理することができます。
    お相手になっていただく方には、お時間を頂戴してしまって申し訳ないとも思うのですけれど……。遠慮していたらずっと変わることができない、あるいは、変わることができてもスピードが遅くなってしまうので、お願いする勇気を持ちます。

    p.120
    “相手がいなければ、メモやノートを使って書き出しながら、自分を相手に「ひとり壁打ち」をしています。”
    これ、いいですね。相手のお時間をもらってしまって申し訳ない気持ちが出てこないです。
    自己解決できる範囲のものは、自分でやってみます。

    p.139
    “相手が「助けを求めたこと」を肯定すること。”
    これ、大切ですね。「わからないのに聞けない」という状況は最悪です。聞きやすい環境・関係性をつくっていきたいです。


    2023/04/14 p.153-166

    p.163
    “30分で良いので、”(中略)“自分の時間を予約する。”
    (中略)
    “「今やっている**セミナーの集客策が、忙しいわりに効果がなかなか思うように出ていないので、何が問題なのかのリストアップを30分でやる」というテーマ”
    以前、タスク管理のメモの仕方を解説している動画で、「アイディアを考える時間を作る」と紹介されていました。自分は、何か企画を考えるようなお仕事ではありません。この時間に関しては、無関係かと思っていました。
    けれど、きっと、こういうことなのですね。作業の仕方が正しいのか見返して、改善していくことも、「アイディア」と呼んでいたのかもしれません。


    2023/04/16 p.166-207

    p.185
    “私のビジネスパートナー”
    (中略)
    “沢渡あまねさん”
    あ、つながりがあるのですね。沢渡さんの本はいくつか読みました。


    2023/04/17 p.208-222

    p.210
    “社長が音声で日々考えていることを週3回程度、発信(社長ラジオ)する”
    そんなに時間を取ることができるのですか……? 月一で良いのでは?

    p.214
    “あなたはあと何年働く予定ですか?”
    (中略)
    p.215
    “この本を読む多くの方はこれから働く年数が20年以上あるのではないでしょうか。”
    70-80代になっても、働かないといけないのでしょうか……。なかなかしんどいです。
    いま、生きてきた年数の倍くらいでしょうか……? 想像できません。
    そりゃあ、FIREを目指す方も出てきますよねえ。

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