男の条件(Kizuna Pocket Edition) -こんな「男」は必ず大きくなる
- きずな出版 (2018年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866630557
感想・レビュー・書評
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大切な人を守る
土壇場で逃げない
誇り高く生きる
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【なぜ読んだか】
・魅力的なタイトルに惹かれた。
・かっこいい男像の参考にするため
・自分が当てはまるか確かめてみたかった
【感想】
この時代に敢えて性別を限定して「男」に対象を絞ったのはマーケティング的な観点だろうか。
内容的には「人として」大切なことが多く書いてあったように思う。
「天然の心理学者」は成功すると書いてあったが、たくさんの人との関わりの中で「なぜ相手がそう感じたのか」「なぜ自分はこう感じるのか」「どうすればよかったのか」と逃げずに考えてきた人が成功する。と言い換えられると思った。
この本を簡潔にまとめるなら
・自立(経済的にも精神的にも仕事に向き合って成長)
・困難から逃げない
・自分の弱さを自覚する(自戒する)
・自己責任論で生きる(人のせいにしない、お前のオールを任せるな)
これを意識して日々鍛錬することで人として強くなることができ、その上でかっこいい人は
・利他の精神
これを持ち、手を差し伸べることができるということだと理解した。
これだけ聞くと、すごく窮屈な生き方に思えるが
要は信念を定め、それに従って生きなさい。人には優しくしなさい。本当に大切なことは何かを考え抜きなさい。ということ。
自己啓発本としてありがちな本だが、真剣に自分の理想像などを考えている人とっては、大切なことを言語化してくれているのでいい本だと思う。
【マイナス点】
最近読んだ日経新聞で中高年男性は男らしさの呪縛から逃げられず、他人にも自分にも厳しくして競争社会から抜けられないと述べられていた。
筆者の永松さんは敢えて振り切った言い方をしているのかもしれないが、読者によっては「トキシックマスキュリティ」な考え方になりかねないと思われる箇所があった
例えば土方歳三。信念を守り抜いて曲げない姿が賞賛されていた。死んでも評価されている点を取り上げて、この理由は信念に従って生きたからだと述べていた。
しかし私は「自分の信念<自分の命」であることを忘れてはいけないと思う。命を取られる危険を感じたので有れば、柔軟になってほしい。そう考える人が増えてほしい。それ以外は永松さんが書いている「信念に従って突き抜けた男になる」ことに賛成である。この匙加減が難しいが理想論で言えばそちらだろう。 -
作者は知らなかったので、てっきりいかついビックダディみたいな親父かと思ったら爽やかな人でびっくり。内容は好き嫌い分かれる父性というか男気のような内容。ちょっと断念しようかなと思ったが、最後まで読むと逃げない男の姿勢が少し分かったような気がする。他責ではなく、自責で生きることが大事。
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リーダーとして泥を被ろう、なんと言われるかわからないけど、それが一番です。
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男の基準は、
正しいか正しくないか よりも
カッコいいかカッコ悪いか
考えさせられました。
長男にもこの教えを伝えていこうと思います。 -
個人的な見解に終始している部分も散見され、読み終わったみて腑に落ちたかどうかは判断しづらい。ただ気付かされる部分は多々あった。
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人としての生き方を学べる本。
こう生きていくべきと考えさせられる -
これはモチベ高まるね