- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866510156
作品紹介・あらすじ
「恋は甘い花のようなものだ。しかしその花を摘むには、恐ろしい断崖絶壁の縁まで行かねばならない」
誰にでも恋愛の奇跡は起こる―。「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」の著者水野敬也が贈る愛と笑いの長編恋愛小説。
☆自分を最高に輝かせる『結晶作用』
☆男を虜にする『悪女の振る舞い』
文豪スタンダールの名著「恋愛論」のノウハウを現代に超訳。愛の国フランスの恋愛エッセンスが自然と学べます。
感想・レビュー・書評
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水野さんの本は読みやすい。面白い。
ストーリーを臨場感たっぷりにイメージしやすい。
ためになるフレーズがたくさん。
人生観を良くし、一歩を踏み出す力がもらえる。
失恋は感動の種だ。
失恋した事がない人は、失恋した当事者の気持ちは分からない。
一方で、失恋した悩みが深ければ深いほど感動の種は大きく膨らむ。
その悩みの種が恋が実った時、遥かに感動できる。
つまり、悩みは失恋は振り幅が大きい
感動への始まり。
絶望したっていい。それは原動力。
恋が実った時の感動力を高めているだけだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水野さんの作品はユーモアがあって
とても読みやすいです。
すべての女性が
ここに書いてあることを
実現されたら、
男なんてチョチョイのチョイですね
一番共感したのは、
上手にわがままを伝えられる人は
素敵です。
男性は女性の願望を喜んで叶えてあげたい
生き物です。
上手にわがままを伝えられる女性は
魅力的です。
20代後半会社員 -
最高だった。。。
笑って泣けた。
どんどん美しくなっていく主人公は見ていて清々しいし、
何よりマリウスがかっこ良すぎる、、
スタンダールが愛しくてたまらない。
自分は、再読は苦手なんだけど、この本は何度でも読みたいと思った。一気読みでした。
フランスの恋愛論、興味深い。
【スタンダール師匠の名言】
・ヴォレ!(飛べ)
・草食動物だけが角をもつ
文学少女よ角を持て!本が好きだからといって、弱い存在に甘んじてはいけない。いや、むしろ本を読むことによって『知識という名の角』を持った強い女になりなさい!
・悔(c)しいからもっと綺(c)麗になってやる!っていう人生のccクリーム、大事にしていきなさい!
・不自然な会話の典型は、これを言ったら『自分は』どう思われるだろうか、と自分に意識が向きすぎている、相手に意識を向けて感じたことを言えばいいのだ -
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2019/11/07
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やまさん
コメントありがとうございます!
サクサク読めて面白かったですよ〜。
機会があれば読んでみられて下さい☆やまさん
コメントありがとうございます!
サクサク読めて面白かったですよ〜。
機会があれば読んでみられて下さい☆2019/11/07
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高校生?か大学生の初めのころに初めて読んで5年ぶりに読んでみた
これはただの恋愛の指導書ではなく、生きる活力がみなぎる本だと思いました
恋愛を通して人間が成長する素晴らしさを改めて感じることができました
恋愛に疲れたとき、なんとなく人生に味気なさを感じたときに必ずまた読み返すと思います
大好きな本です!!! -
娘を思う父親が描かれている。またそれに応える娘。
周囲の人がその後、どうなったのかも気になりました。
・人は自分の価値観で好きになるよりもむしろ、周囲から認められている人に結晶作用を起こしやすい。
・相手に結晶作用を起こさせる上で重要なのは「自信」だ。
・長所にだけフォーカスする。そして、その部分を磨き、伸ばし続けることで自信は育まれる。
・本気で人生を変えたければ、これまで自分がしてこなかったような思い切った行動を取らねばならない。思い切った行動を取れば自信が得られる。するとその自信がさらなる行動を呼ぶ。するとまた自信がつく。行動する。自信がつく。…これを繰り返していくことで、最初のころには思いもよらなかった成長を手にすることができる。 -
『運命の恋をかなえるスタンダール』 水野敬也さん著
内気で何よりも読書が好きな主人公・聡子が、好きな男性を振り向かせるためにはどう行動したらいいのか、(自称)『恋愛論』著者のスタンダールのアドバイスを受けながら、前向きに成長していこうとする話。
時々、聡子の自信の無さにいらいらもしましたが(笑)、おもしろかったです。恋した相手のことを、レミゼに出てくる「マリウス」に例えるところとか。笑
スタンダールからのアドバイスは、ほぼ的確で、なるほどなぁ、と感じた場面が多々ありました。特に、“自信”とは何か、について伝えるシーン。恋愛に限らず、職場等においても「私にはなんの魅力もない」と、聡子と同じような悩みを持つ人はいると思います。そんな悩みを持った人に読んでほしいと思いました。また、主人公が読書好きという設定なので、読書が好きな方にもとてもおすすめです。あとは、ただ笑いたい人にも。笑
笑いがある一方、終盤、聡子が過去に起こったある出来事と向き合うシーンには、思わず涙してしまいました。
あれこれ書きましたが、今こんな状況ですから、笑いたい人はぜひ読んでみてください! -
【感想・考えたこと】
・恋愛に奥手な女性が、突然家にある本の中から現れたスタンダールの教えに従い、人間としての成長を経て念願の恋を叶える物語。
・女性だけでなく、自分に自信を持ちたいと考えている人皆さんにオススメです。
・周囲からの目を気にするあまり、自分がやりたいことに制限がかかってしまっていることを認識しました。
・自分に自信を持つことで、周囲からの評価が高まる。自分に足りない部分を補おうとするものいいけど、自分の長所を挙げてみることも大切。
【メモ】
✏︎絶望は幸福への伏線である
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✏︎恋は甘い花のようなものだ。しかしその花を摘むには、恐ろしい断崖絶壁の縁まで行かねばならない
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✏︎『自信』とは、自分自身に対して下す『評価』
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✏︎自信のある者は周囲からの評価を高めやすい
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✏︎自分の魅力的な部分だけを意識する
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✏︎相手の良いところを見つけたら、言葉にして伝えることで最初の信頼関係は築かれる。
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✏︎言いづらい本音を伝えられるようになったとき、本当の信頼関係が築けていると言える
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✏︎会話を考えすぎているのは、自分のことばかり考えている自意識過剰人間だから
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✏︎誰からも好かれる者は誰からも深く愛されない。
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✏︎恋をすることは、本当の意味ですべての世界に通じる扉