- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866430447
作品紹介・あらすじ
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栄養失調で、うつになる。
精神科医、藤川徳美医師が
うつやパニック障害、不眠や統合失調症の人の血液を調べたところ、
あるひとつの共通点があることがわかりました。
鉄分やタンパク質がからっぽだったのです。
「健全な脳は、幸せを感じさせるセロトニンや、
喜びを感じさせるドーパミンといった神経伝達物質で満たされています。
これらの材料になるのが、鉄分とタンパク質なのです」と藤川医師。
材料がなければ、当然ながら、神経伝達物質は作られなくなります。
幸せも喜びも感じることができなくなって――
うつになります。
そして、体のなかの鉄分とタンパク質が極端に少なくなっているのが、
女性たちです。
「月経で毎月、そして出産で一気に鉄とタンパク質を
失う女性たちは、男性よりもうつになるリスクが2~3倍あります。
実際、わたしの患者さんの8割は、女性です」(藤川医師)
いつまでも抜け出せない落ち込みやつきまとう不安感。
「怠け病」と人から責められてもどうしようもないだるさ。
涙がとまらなくて夜も眠れない――
そんな心と体のつらさは、ただ、栄養が足りていないだけ。
だから、カウンセリングでも薬でも治らないのです。
栄養が足りないなら、足せばいいだけ。
鉄やタンパク質豊富な食べ物をとり、
サプリメントで足したりするだけ。
具体的な栄養の取り方については
栄養療法でぐんぐん元気になれた患者さんを主役にした
症例マンガが参考になります。
自分で、今日から、始められます。
【アチーブメント出版より】
「出産後、悲しくて不安で涙が止まらなかったけど……
藤川先生の栄養指導で、今は人生で一番元気です!」(30代女性)
「20年以上治らなかったうつとパニック障害から抜け出せて、
最高量だった薬も卒業間近です」(40代女性)
「強迫性障害、不眠を併発したうつで働くことも困難に。
栄養状態が改善されるとともに症状がなくなって、
穏やかな生活を取り戻せました」(20代女性)
藤川先生と出会い、栄養療法を始めることで
人生が好転した患者さんたちの体験談を、
本書ではマンガでご紹介しました。
うつだけでなく、パニック障害や不眠、摂食障害や
子どものADHDまで、
藤川先生の指導で栄養を満たすにつれて
心の病から抜け出していった患者さんたち
それぞれの物語には、たくさんのヒントがちりばめられています。
感想・レビュー・書評
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タンパク質と鉄分不足でうつになるからサプリで補うといいですよ、という話。
肉をもりもり食べる人にうつ病患者は確かにいなさそう。
効果があるなら学会で発表して標準治療にして欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
薬に頼らず=薬を使わないではなく、食事療養を中心に必要に応じて精神薬を使っていく治療をすすめています。私はうつ症状があり、隠れ貧血と亜鉛不足のため薬を飲んで治療を始めましたが治らず。原因が慢性上咽頭炎だったので、役にはたちませんでした。ただ、色々なうつの本を読みましたが読みやすく、事例も載っています。事例には実際に使用した薬名まで書いてある本はなかなか無かったので、良かったです。
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鉄とタンパク質を摂り、糖質を減らすことで心の不調を治せる。
統合失調症も多動症も改善できる
糖質はビタミン、ミネラルをどんどん使い、不足の原因になる。
毎食肉と卵(プロテインスコア100)を食べる
糖質を半分にする
プロテインを飲む(1日40g朝晩で20gずつ
ナイアシン→不眠に効く
白砂糖をやめる
タンパク質は9種類の必須アミノ酸全て必要量取ることで吸収される
鉄は
男性7.5mg
女性は10.5mg
タンパク質は
体重×1g
必要。
例えば、1日に卵3個+肉200gが理想。
肉は赤身。油はバター、エゴマ、アマニがbetter -
藤川理論がさらによく分かった
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仕事の多忙さからうつ病になり、休職をしている中で読んだ一冊です。
薬の量が増えるに従い、車の運転が怖くなるほどの眠気に襲われ、「なんとか薬に頼らず克服できないか?」と考えている中読んだ所、「確かに私、貧血だしお肉を食べると具合が悪くなる!」という自分の食生活について見直すきっかけとなりました。
まずは考えるよりやってみよう!ということで、食生活の改善を図ってみたいと思います。
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鬱はよく"心の風邪"と表現されます。それを言葉のまま本当に"風邪"と同じで薬飲んで2、3日したら治るっしょ!っと思ってる患者さん以外の方が多いのが悲しいですね。
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栄養面からのアプローチ。
60ページまで読んだ。 -
食事療法でうつなどの病気を改善させた医師の本。マンガで紹介されている部分があるので、少し内容が薄く感じるが良著。