食べようびMOOK ゆる自炊BOOK (オレンジページブックス)
- オレンジページ (2016年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865930412
感想・レビュー・書評
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これぞズボラ飯!
ビギナーのための料理本でありながらコスパも最高のレシピ集。
・安くて切れてるから豚コマを使おう!
・フライパンひとつで!
・ご飯に乗せるだけ!
・レンジでチンするだけ!
などなど料理のハードルをぐーんと下げて楽ちんに作れる料理が満載。
男の料理本だと、一品物だったり、ガッツリ系ばかりで偏っていそうに思いますが、ビギナー向けの本書は子供も大人も使える万能選手。
材料も無理なく揃えられる種類に抑えてありますし、お金もかからないように工夫されてるのに味はしっかり美味しい。
"意識高い系サラダチキン"と銘打って今流行りのサラダチキンの作り方まで載ってます。
野菜の管理法など料理のツボも押さえてあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理が苦手なのでなんとかレパートリーが増えないかと。
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社会人になるときに買ってもらった本
冷凍の仕方、野菜のしなび具合を見分ける方法、野菜の切り方のコツなど今でも大活躍 -
ズボラな人向けとか時短レシピはたくさんあるけど、それでも続かない…って人向け。
電子レンジでキーマカレーも麻婆春雨もできるし、一つのフライパンでお肉と野菜一緒に茹でるし、極めつけはくさりかけ野菜辞典ですね。
こんなんなっちゃったけどまだ食べれる?って何度も調べてるわたしにはぴったりの本です。
図書館で借りたけど買おうかなと思うくらいゆるさがちょうどいい、好き! -
四月、新生活を始める学生、社会人には有り難い一冊になるのでは?手元に置いておいて損のない本です。都度ネットで調べる手間考えれば安いもの。重版されている人気がわかる。蔦屋平積みで購入。ただ料理自体は「簡単であること」に重きが置かれているため、栄養バランス、味付け、見た目などは気にしていない。ファストフートとかCVSでの食事から脱却したいレベルの人向きか
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レシピ名に『給料日前の天使・もやしバタ炒め』の名付けるなど何これふざけた本だと思いながら読み進めていったら…何これめちゃくちゃ有益な本じゃねーか。
最低限持つべき調理器具とか激狭キッチンでのスペース確保や収納方法とか、徹底的に環境も心理も自炊したくない人向けに書かれている。
三角コーナーの代わりにポリ袋、シンクを綺麗にして野菜置き場に、お皿の裏で包丁研ぎなど、自炊のハードルが下がるテクニック満載。
下宿大学生時代に出会いたかった本だと思った(当時は自炊の基本すっ飛ばして『褒められパスタ♡』とか読んでた)。
役に立つと思ったことメモ
・シンクはとにかくきれいに
・野菜洗ったらザルに上げなくていい、シンクに置きっぱなし
・ゆで卵を作るときは水から、室温15分、沸騰3〜12分
・白菜の花鍋(鍋に敷き詰めた白菜の上からひき肉だねを押し込み、蒸し煮) -
腐りかけの野菜がどこまで食べられるのか判断の仕方のページがあってほんと笑う。
一人暮らしの人のことよくわかってるなと思う。 -
正直、夫が倒れるまでは我が家の料理は夫が一手に引き受けていてくれていて、私はほとんど関わっていなかった。夫が倒れて半身に麻痺が残って、日々の料理は当然私が担当することになった。そんな経緯でいまさら初心者として台所に立つことになって数年、いろいろレシピ本は買った。それなりに満足はしている。
レシピ本の説明や表記に、素朴なはてなが浮かんだり、いまいち納得できなかったりすることももちろんある。ネットで検索かければたぶん答は手に入る。でも面倒くさがって知ったかぶりや気づかなかったふりでやり過ごすことが多かった。
で、この本に出会った。
オレンジページさんの本は既に何冊か持っている。初心者にも取っつきやすいように配慮されたレシピ本が多い印象。そのなかでもこの本は、飛びぬけて初心者に寄り添ってくれている。そう思う。
初心者の素朴な疑問や、これでいいのかな、という不安、そういったものをしっかり汲んでくれている。何より、自分がこれまで、知らなかった、ということすら知っていなかったところにも手が届いている。
炒めもの、フライパンに入れたら最初は動かさないで焼きつけるのが大事、とか。
ふきんのお手入れ方法、とか。
シンク下収納の使いかた、とか。
変色した味噌はどうするか、分離したマヨネーズ、濁ってしまっためんつゆは?
見た目ちょっと怪しい気がするまで保存しすぎてしまった野菜は、どこまでなら食べられる? どうやって食べたらいい?
ベテラン主婦/主夫のかたならもしかしたら常識の範囲なのかもしれないけど。
(でも意外とベテランのかたでも目から鱗かもしれない)
これを知っていると知らないとでは、台所に立つときの納得感が違う…んじゃないかな。少なくとも手さぐりで根拠なく「こんな感じでいっか」(ほんとにいいのか?)と力押ししていた作業諸々に切り込んでいく心強い武器を得た感じ。
何も知らずに進めていっても知ったかぶりの不安感は増すだけだったけど、この本に目を通したあとなら、作業を重ねるごとにちゃんと経験値として積みあがっていくんじゃないかって気がする。
もっと早くに出会いたかった。
でも料理は一生ごと、少なくとも動ける限りはつづく日常。遅すぎるってことはないよね。
いま料理に直面している初心者さんにオススメ。 -
苦手意識しかない料理のレパートリーをなんとか増やしたくて購入。レシピだけではなく料理周りの全ての手順(キッチンの使い方や傷んだ野菜の使い道まで!)が細かく記載されていてとってもわかりやすくありがたい一冊。カバーをめくれば原寸大野菜シートまで付いていました! わお! チキンクリームパスタやキーマカレーなんかすぐにでも作って食べたい。楽しくて良い本を買いました。
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ゆるい。
でも、ほどよくイイ感じにゆるいんです。
さばみそクッパやサラダチキンから、オムライスやハンバーグなど定番料理まで。
ほとんどの料理が3~5ステップの簡単レシピです。
もちろん、その工程ごとの写真がついてます。
中には材料を順番にお皿に入れてレンジでチンして出来上がり、というものもあり、極力洗い物を少なくする工夫がされてるのもうれしいですね。
それに、巻末の「くさりかけ野菜事典」も画期的。
かつて料理本にそんなものが掲載されたことがあったでしょうか…?
一般的な料理本よりも掲載されてる料理の数は少ないかもしれませんが、初心者にはそれが逆に良いと思います。気軽にページをめくって作ってみたくなりますよ。
サブタイトル通り、ビギナーさんいらっしゃ~い!な本です。
図書館スタッフ(東生駒):ノビコ
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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/832460