高橋和巳論 〔宗教と文学の格闘的契り〕

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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865782639

作品紹介・あらすじ

「怨恨と復讐」に抗する「共苦」の文学を、21世紀の今、読み直す。
「戦後」という根源を忘却しようとしていた「戦後日本」にあらがった、高橋和巳(1931-1971)の全作品に通底する問いとは何だったか。主著『邪宗門』ほかを徹底的に再読し、「革命」への絶望とヘイト・ポリティックスの蔓延が極限に達しつつある21世紀の今、20世紀日本の「原罪」に果敢に立ち向かった作家の今日的意味を明かす。

著者プロフィール

1949年 大阪枚方に生まれる(父方の祖父母は瀬戸内町出身)
現在、近畿大学文芸学部教授
奄美にかかわる著書に、『奄美八月踊り唄の宇宙』(富島甫との共著 海風社 2013年)、『根の国(ニライカナイ)へ―秀三の奄美語り』(海風社 2008年)、専門の哲学、サルトルやニーチェに関する著書など多数

「2014年 『唄者 武下和平のシマ唄語り CD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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