日本の「世界化」と世界の「中国化」 〔日本人の中国観二千年を鳥瞰する〕

著者 :
  • 藤原書店
2.00
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本棚登録 : 15
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865782059

作品紹介・あらすじ

日本を映す“鏡”としての中国を、2000年の歴史を通して俯瞰する
明治以降の日本にとって中国は、近代化に乗り遅れた混乱と混迷の国であると同時に、文化的伝統には親近感を覚える国だった。しかし、古代にまで遡れば、中国は政治的権威の源であり、学ぶべき故事来歴の豊かな国であり、模範であった。断絶し、矛盾した中国観が共存している中で、中国が急成長し、大国化した今、“新しい中国観”の確立が急務である。2000年前から続く関係史を見渡し、これからの日中関係のため、“日本にとって中国とは何であったのか”を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:210.18A/O26n//K

  • 27頁:三世紀後半……中国北方は、普(ふ)によって統一され……普(ふ)朝内部では相次ぐ内乱が起こり、以後一世紀以上にわたって、五胡一六(いちろく)国時代と称されるような混迷が続き……
    ・()内は引用者。藤原書店って、岡田英弘を出版しているところじゃなかったかな?

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著者プロフィール

青山学院大学特別招聘教授、元フランス大使
1938年生まれ。東京大学法学部、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。1962年外務省入省。文化交流部長、経済局長、外務審議官、駐ベトナム大使、駐韓国大使、駐フランス大使などを歴任。2003年10月から 11年9月まで独立行政法人国際交流基金理事長を務める。東京2020オリンピック・パラオリンピック招致委員会評議会事務総長

「2017年 『朝鮮半島 地政学クライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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