明治の光 内村鑑三

著者 :
  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865781533

作品紹介・あらすじ

近代日本最大の逆説的存在から照射する、明治150年の異風景
「内村さんのような人が明治に産出したことは 明治の光だと思う」(徳富蘇峰)。
キリスト教という「薬」抜きに西洋文明を移植した日本近代が、根柢的に抱える欠落とは何か。明治百五十年の今、終焉を迎えつつある「日本近代」を内村鑑三というトップライトから照らし出すと共に、内村という磁場に感応して近代の本質を看取した明治~昭和の文人たちの姿を描く渾身作。

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  • 東2法経図・6F開架:198.9A/U19s//K

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著者プロフィール

1953年生。東京大学文学部仏文科卒業。文芸批評家。現在,都留文科大学教授。
著書に,『内村鑑三』(1990年)『文藝評論』(1991年)『批評の測鉛』(1992年)『日本思想史骨』(1994年)『正統の垂直線――透谷・鑑三・近代』(1997年)『批評の時』(2001年)『国のさゝやき』(2002年)『信時潔』(2005年)『鈴二つ』(2005年)[以上,構想社],『島木健作――義に飢ゑ渇く者』(リブロポート,1990年),『フリードリヒ 崇高のアリア』(角川学芸出版,2008年),『シベリウスと宣長』(2014年)『ハリネズミの耳――音楽随想』(2015年)[以上,港の人],『異形の明治』(2014年)『「海道東征」への道』(2016年)『明治の光・内村鑑三』(2017年)『「海道東征」とは何か』『義のアウトサイダー』(2018年)[以上,藤原書店],『明治頌歌――言葉による交響曲』(展転社,2017年)がある。また編著書に,『別冊環⑱ 内村鑑三 1861-1930』(藤原書店,2011年)他多数。
2007年,第8回正論新風賞,2017年,第33回正論大賞を受賞。

「2019年 『詩情のスケッチ 批評の即興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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