猫丸(nyancomaru)さんの感想
2018年2月10日
くまもと文学・歴史館 | 熊本県立図書館 https://www.library.pref.kumamoto.jp/bungaku-rekishikan/ 花書院のPR あの日、さまざまな夜がありました。あの日を境に、私たちは変わらざるを得ませんでした。眼前いたるところにあった地獄のような光景。あの激動の時間だからこそほとばしり出た言葉のかずかず。それを記録したいと考え、当館にて熊本地震に関わる文芸作品を公募しました。俳句、短歌、川柳、漢詩、五行歌、詩歌、肥後狂句、随筆など、想定よりもはるかに多くの寄稿をいただくことができました。著名文学者の方々より励ましの色紙もいただきました。その後、復旧の課程で報道もされないさまざまな悲劇があったことも、この作品集は示しています。わたしたちは共有の場と共有の時間を経験しました。この作品集で、文学を通じて熊本地震を記録することができました。経験はさらに共有されるでしょう。世界で絶え間なく報道される地震。頻発する地震の恐ろしさを、広く各地に、また後世に伝えていくことができれば、これ以上の喜びはありません。 https://www.hanashoin.com/products/detail.php?product_id=83