阿弗利加(あふりか)から旅して来た日本の楽器たち 音の図書館をめざして
- アルテスパブリッシング (2018年1月25日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865591781
感想・レビュー・書評
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著者の及川尊雄さんは1942年北海道生まれのもと音楽教師。1969年から和楽器の蒐集を始め、定年退職後「及川鳴り物博物館」を開設。蒐集した楽器を紹介するべく本書を作った。
管楽器、弦楽器、打楽器、その他に分けて編集。
よくも集めに集めたり。トーフ屋のラッパから法螺貝もあります。笛とひとくちにいってもさまざまな種類や形大きさがあるのがわかります。琴は本体に美しい文様の入っている物が多く紹介されています。
表紙、丸い星と月の透かし模様のある4弦の鳴り物は、「4弦ムーンライト」戦前の昭和に親しまれた楽器として紹介されています。
あとがきによれば2003年から2015年まで展示していたようだ。退職時の2003年,偶然売りに出た自宅隣の古家を購入し売り主が置いていった家具を展示台にして展示したとある。内部写真もあるがたたみの部屋に展示されている。
2018.1.11初版第1刷 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示
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