細川俊夫 音楽を語る──静寂と音響、影と光

制作 : ヴァルター゠ヴォルフガング・シュパーラー[聞き手] 
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865591545

作品紹介・あらすじ

現代日本を代表する作曲家、細川俊夫が
自身の創造と思索の軌跡を語った「対話による自伝」。

「もしかすると作曲するとは、
 響きの強度だけでなく、
 沈黙の強度をも深めるような
 一つの行為を成し遂げることかもしれません」
 ──細川俊夫

武満徹以後もっとも重要な日本人作曲家として国際的に評価され、
欧米の主要オーケストラ、音楽祭、オペラ劇場などから次々と委嘱を受ける細川俊夫が、
その半生、作品、音楽、宗教、自然について縦横に語った初めての書。
年譜、作品目録、ディスコグラフィのほか作品スコア、写真多数掲載。

著者プロフィール

1955年、広島に生まれる。1976年にドイツへ留学。ベルリン芸術大学でユン・イサン尹伊桑に、フライブルク音楽大学でクラウス・フーバーに作曲を師事。1980年、ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会で作品を発表して以来、ヨーロッパと日本を中心に作曲活動を展開。日本を代表する作曲家として、欧米の主要なオーケストラ、音楽祭、オペラ劇場などから次々と委嘱を受け、国際的に高い評価を得ている。とくに、平田オリザの原作と演出により2016年1月にハンブルク州立歌劇場で初演されたオペラ《海、静かな海》は、大きな注目を集めた。旺盛な作曲活動のかたわら、現代音楽の紹介と若い作曲家の育成にも力を注いでおり、1989年から10年にわたり秋吉台国際20世紀音楽セミナー&フェスティヴァルを主宰した後、2003年からは武生国際音楽祭の音楽監督、2007年からは現代音楽の演奏会シリーズHiroshima Happy New Earの音楽監督を務めている。著書に『魂のランドスケープ』(岩波書店)がある。東京交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、西ドイツ放送局合唱団、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを歴任。ベルリンおよびバイエルンの芸術アカデミー会員。2006/2007年と2008/2009年に、ベルリン高等研究所にフェロー(特別研究員)として招待された。2012年、紫綬褒章受章。現在、東京音楽大学およびエリザベト音楽大学客員教授。

「2016年 『細川俊夫 音楽を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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