「聴くこと」の革命: ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか (叢書ビブリオムジカ)

  • アルテスパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865591309

作品紹介・あらすじ

交響曲はなぜ偉大で崇高なのか?
音楽を聴くことはいつから真理の探究と等しい行為になったのか?──

1800年をまたぐ数十年間に、人々はそれまでとは違うやり方で音楽を聴き始める。
器楽曲は思想を伝え、真理を告げ、理想の国家を表象する媒体となった。
美学上の革命と社会革命とが合流を遂げたこの時代、聴衆の〈耳〉は交響曲に何を聴くようになったのか──。
ベートーヴェン時代の人々の感性に大胆にアプローチした画期的な音楽論。

現在もっとも注目を集める音楽学者ボンズの主著『Music as Thought』(2006)を、日本を代表する作曲家と気鋭の音楽学者が翻訳。

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  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001074444

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784865591309

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著者プロフィール

ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校ケアリー・C. ボッシマー卓越教授(音楽学)。専門は18、19 世紀の西洋音楽、とりわけ器楽とその美学、理論。ハーヴァード大学でハイドンのソナタ形式における擬似再現の問題を扱った論文で博士号を取得。本書に続いて、ベートーヴェン以後の交響曲、1800年頃の美学的転換(邦訳『「聴くこと」の革命』)に関する著作を上梓。最近著に『絶対音楽――ある理念の歴史』(2014)。


「2018年 『ソナタ形式の修辞学 古典派の音楽形式論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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