ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する1 (オーバーラップノベルスf)
- オーバーラップ (2020年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865547672
作品紹介・あらすじ
過去の人生で得たスキルを思いっきり発揮します!
「リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!」
「はい、分かりました」「えっ」
20歳で命を落としては婚約破棄の瞬間にループしてしまう公爵令嬢リーシェの人生は、7回目を迎えていた。
過去の人生、商人や薬師、騎士などの生き方を満喫してきたけど、今度の人生こそ長生きしてごろごろしたい!
決意して飛び出そうとしたところ、とてつもない美丈夫とぶつかってしまう。
その男性は、数年後に戦争を引き起こし、リーシェが死んでしまう要因を作り出した皇太子アルノルトだった!?
さらに、騎士人生で培った立ち振る舞いを気に入られたのか、彼から結婚を申し込まれて――!?
自分の死の原因であるアルノルトを探るため、リーシェは求婚を了承する。
ごろごろしたい決意とは裏腹に、過去の人生で得た経験を発揮し注目を浴びていくリーシェは、果たして7回目の人生を生き残れるのか……!?
感想・レビュー・書評
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婚約破棄の瞬間から20歳で死ぬまでの時間をループする、婚約破棄令嬢もの。
公爵令嬢リーシェは婚約破棄されるが、今回は商人、薬師、騎士ではなく隣国の皇太子アルノルトに見初められ、嫁ぐことに。
侍女の教育システムを確立し、慢性的な人材不足の解決、前のループで世話になったアリア商会のタリーの妹を救う薬を提示し、利を説いてよき関係を結ぶ。
第二王子のテオドールの配下であったエルゼ、カミルにより拉致監禁されるが脱出、兄弟間の和解をもたらす。 -
人生に無駄なことは無い。
なぜ、ループしているかは分からないけど、得た経験は最大限に使って、前を向いて進むヒロインが良い。 -
ループものスキーとして手にとって大正解。読み終えた後、WEB版を即読みに行ったくらい。15〜20までの短い年数でこれだけのスキルを身につけてきたリーシェは優秀だったんだな。7回目のループでは、過去の自分が死ぬ遠因(6回目は直接やられてるけど)になったアルノルトに嫁ぐことに。アルノルトとリーシェのやりとりがもう微笑ましくて。再読まで時間がかかったことで、続きが手元にあるという。
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あらすじ=タイトルで。6回目で自分を殺した人に嫁ぐ事になったお話。商人、薬師、侍女、男装の騎士など経験して20歳で毎回死んでしまう。
同じ様にやっても絶対にタイミングなどで絶対に同じ人生にはならないから、ループものだけど、この人生は一度きり!と割り切ってる所が面白いです。
そして前の人生で経験した世界情勢や王族や人との繋がりの記憶で前の人生をチラ見せする構成が飽きなくて良い!ちょっとチートすぎる気もする!何でも出来過ぎるw -
15歳で婚約破棄され、20歳で必ず死んでしまう主人公が時間ループし7回繰り返したところからのスタート。
死の原因であるアルノルト殿下の婚約者となり、繰り返してきた人生を糧に、生き残るための作戦を立てていくお話。
主人公も強いし、アルノルト殿下も強い精神を持ってる
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こんな強い人になりたいと、ほんと思う。
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騙されたと思って読んで欲しい。これ悪役令嬢ものの域を越えてる。作者・話・めちゃくちゃ上手い
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婚約破棄されてから20歳で死ぬまでの人生を6回も繰り返しているリーシェ。前の人生の知識と経験を活かして生き抜こうとするリーシェは応援したくなる。誰もが怖がる相手のはずのアルノルトに対しても、好きなように言っているのも楽しいし。ぐうたらすると言いながらも結局忙しく動くことになりそうなリーシェ。今後、どんなことをやっていくのか、アルノルトとの関係はどうなるのか気になる。