椅子クラフトはなぜ生き残るのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865282771

作品紹介・あらすじ

古代エジプト文明以来、人間とともにあり、
専門職人たちの手でつくられてきた椅子は、近代を迎えて大きな転機を迎える。
大量生産と機械化の時代を潜り抜け、手づくりの小規模生産が生き残るのはなぜか。
ものづくりの将来と日本の経済社会を見据え、クラフツ経済の現代的課題と強みをさぐる。
【図版多数掲載】

近年、他業種の傾向に反して木製家具製造業で、
従業員3人以下の事業所数シェアが増大しているのはなぜだろうか。
椅子という商品には、生産や流通をめぐる経済構造に特別な点があるのだろうか。
作り手そして購入者にとっての、椅子の魅力と特性とは何だろうか。
近代椅子の名作、現代日本の椅子作家の作品に触れながら、
職人たちの小規模生産が生き残る椅子づくりの世界に多角的にせまる。

著者プロフィール

社会経済学、産業社会論、消費社会論。放送大学教授。主な著書に『経済社会論』『家庭の経済』『経済社会の考え方』『社会経済組織論』『社会的協力論』(すべて放送大学教育振興会)などがある。

「2017年 『貨幣・勤労・代理人 経済文明論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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