荷風を盗んだ男: 「猪場毅」という波紋

制作 : 善渡爾宗衛  杉山 淳 
  • 幻戯書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864881883

作品紹介・あらすじ

ある時は宇田川芥子、ある時は伊庭心猿。荷風の偽筆を製作し、『四畳半襖の下張』を売り捌いた「インチキ渡世のイカサマ師」にして、この顚末を描いた荷風の小説『来訪者』の「木場貞」のモデル――その生きざまに荷風、佐藤春夫ら各々の視点から迫る資料集。

著者プロフィール

探偵小説、文芸資料等の調査、研究を主として行なっている。これまでに『左川ちか資料集成』、伊庭心猿『真間』、マルセル・シュオッブ著、矢野目源一訳『吸血鬼』、大下宇陀児『空魔鉄塔』、橘外男『死の谷を超えて』等の編纂、平井功『驕子綺唱』、『火の後に 片山廣子翻訳集成』の共同編纂、『月夜に傘をさした話 正岡容単行本未収録作品集』の資料収集、解説等に携わる。日本古典SF研究会、愛蘭土文学研究会会員。著述多数。

「2019年 『百本杭の首無死体 泉斜汀幕末探偵奇譚集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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