ことばだけでは伝わらない:コミュニケーションの文化人類学

著者 :
  • 幻戯書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864881289

感想・レビュー・書評

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  • 「伝え合い」についての論考だが、当たり前のことが羅列されている感じがした.多くの場所での言語体験を踏まえた議論なのだが、具体的にこれから生きていくうえで何をどのように変えていく必要があるのか、つかめなかった.散りばめられたエピソードには楽しめるものが多かった.例えば「シンデレラ」や「ハムレット」などなど.

  • コミュニケーションに関する深い考察。まあそうだよな、ということをうまく記述してくれています。じゃあ自閉症スペクトラムのコミュニケーション行動の障害っていうのはいったいなんなのだ、という疑問がふつふつとわいて来る感じがした。著者はもう故人なのか。

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著者プロフィール

1937年東京生まれ。言語学・文化人類学専攻。現在、早稲田大学文学部教授。卓抜した語学の才能に恵まれ、言語調査のフィールドは世界各地に及んでいる。フィールドでは、たんに調査するのではなく、人びとの暮らしぶりに等身大のまなざしで接する経験は多くの優れたエッセイに結実している。『花のある遠景』や『異郷の景色』『東京のラクダ』などはその代表作であり、ほかに『人かサルかと問われても』という半生記がある。

「1999年 『風に運ばれた道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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