メーゾン・ベルビウの猫

著者 :
  • 幻戯書房
2.00
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本棚登録 : 30
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864881135

感想・レビュー・書評

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  • 買おうかどうしようか迷っているうちにそのまま忘れていたところに、来月、『メーゾン・ベルビウ地帯』が刊行される……というので慌てて買ったw
    中井英夫と交流があり、三島由紀夫に高く評価されたことは知っていたが、実際に纏まった作品を読むのは初めてだ。確かにこれは三島由紀夫が好きそうな作風だろう。
    虚実ない交ぜの作風で、けっこうエロティックなことも書いているのだが、読んでいると笑ってしまうのは、澁澤龍彦や生田耕作がせっせと翻訳した異端文学に通じるものがあるか。

  • ブクログ上では最初のレビューなのに、申し訳ない書き込みになる...。
    本書と自分の相性が悪い。
    故人の作集で、旧仮名遣いであることは事前に分かっていたが、倒錯した世界がストーリー無く無秩序に描かれるのを読み続けるのは辛い...。
    ストーリーがある章も、全然共感できず、入り込むことも出来ず。どうにか字面を追うことが出来たのが全体の1/5にも満たないか...
    読み飛ばしながら、少しでも消化できる部分が無いか?
    探したが残念ながら、どうにも相性が合わないことが明確になっただけだった。

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著者プロフィール

1925年東京生。1947年、東京大学在学中に中井英夫、吉行淳之介らが創刊した第14次「新思潮」に「メーゾン・ベルビウ地帯」を発表し、柴田錬三郎、三島由紀夫らの激賞を受ける。教員のかたわら小説執筆、神話研究を続け、82年『椿實全作品』を刊行。2002年3月28日、死去。

「2019年 『メーゾン・ベルビウ地帯 椿實初期作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椿實の作品

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