考えるキノコ 摩訶不思議ワールド (LIXIL BOOKLET)

制作 : 石黒 知子  杉原 正樹  久田 浩司 
  • LIXIL出版
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864807012

感想・レビュー・書評

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  • 私たちを惹きつけてやまないキノコ。その奥深い世界を知るための本です。美しい図版の数々だけでなくエッセイも充実しており非常に完成度が高いと思います。キノコ好きな人にはたまらない本ではないでしょうか。

  • マイ本再読。
    最近、わんこ散歩でよくキノコに遭遇し、本棚からキノコ本を引っ張り出してきました。
    カラフルで、キノコは観賞としても楽しめるのだなぁとつくづく。
    飯沢耕太郎氏の文章には、またもやまんまとのめり込み、創元社文庫2冊『夜の声』『地球の長い午後』を予約しました。
    マタンゴの映画もやっぱり観たい!

  • INAXの趣味の本シリーズ4冊・その2
    <写真の本>
    ●背守り ― 子どもの魔よけ
    ●山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽
    ●文字の博覧会―旅して集めた"みんぱく"中西コレクション
    ●考えるキノコ 摩訶不思議ワールド

    コメントは「背守り ― 子どもの魔よけ」でご覧ください。

    2017/02/16 更新

  • INAX BOOKLETは順次、LIXIL BOOKLETに変わっていくのでしょうね。
    http://inax.lixil.co.jp/inax/
    この展示は、INAXギャラリーに観に行きました。

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    「キノコは植物でも動物でもなく、菌類という微生物です。
    地中にはその菌糸が張り巡らされ、地上に顔を出しているのは植物でいう花の部分のみ。学名があるキノコだけで世界に2~3万種もあり、科学的に解明されていないことも多いのです。その分、その魅力の虜になる人は少なくありません。菌類は物質を土に還す分解者であり、養分をもらい自然界と共生しています。実はキノコのお陰で地球上の私たちは循環できているのです。キノコの謎に迫ってみたら、私たちの気付かない新しい発見がもたらされるのではないでしょうか。

    本書では、キノコの世界をキノコに魅入られた人々の視点で多角的に考察し、その魅力を掘り下げていきます。
    カラーページでは、見たこともないような不思議な色とかたちの世界のキノコを写真で紹介。フランス、イタリア、ドイツ、そして日本の、細やかなディテールを繊細なタッチと美しい色彩で表現した18世紀の図鑑類の美しさは必見です。
    また樋口源一郎監督による科学映画「きのこの世界」を再録し、不思議と驚きに満ちた菌の働きと、謎の多い生態を解き明かす試みを展開します。キノコ研究に心血を注いだ国内外の人々の軌跡や、現在までのキノコ研究のありようからは変幻自在に変化する姿かたちが浮かび上がってきます。
    さらには文学・音楽・映画などに表現されたキノコを巡り、イメージの系譜としてキノコワールドの魅力まで読み解き、人間界にも通じる哲学や世界観など様々な表情と可能性を秘めたキノコの面妖性や多様性に迫ります。」

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著者プロフィール

飯沢耕太郎(いいざわ こうたろう) 写真評論家
年生まれ 年筑波大学大学院芸術学研究科修了。
主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、年)『私
写真論』(筑摩書房、年)、『デジグラフィ』(中央公論新社、
年)『写真を愉しむ』(岩波新書、年)、『増補 戦後写真史ノート』
(岩波現代文庫、年)、『アフターマス――震災後の写真』([共著]、
出版、年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアー
ト社、年)ほか

「2023年 『インタビュー 日本の現代写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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